1978年には倉敷の蔵を模して、行田の蔵には見られなかった[なまこ壁]に改装された。
間口7.9m、奥行12.7mで鬼瓦を棟に乗せ、軒飾りのある重厚なつくりの店蔵。上から見るとT字形をしている。
2階正面の入り口は狭く、土戸が造られるなど、現存する他の店蔵とは違う行田では珍しい江戸様式の店蔵になっている。
東日本大震災で災害にあったが復旧され、それを機に黒壁を、建築当初の白に戻した。
[1]
1886年棟上の元山田呉服店の重厚かつ豪勢な店蔵。ほかの足袋蔵にはない「なまこ壁」は、修理の際に追加されたもの。
[2]
- ^ 学校法人 ものつくり大学、『行田地域の足袋蔵等の保全・活用のための調査と提案報告書』平成24年3月30日P39
- ^ 行田市日本遺産推進協議会 『ぶらっとぎょうだ』平成30年12月