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利用者:Suemi/草稿

対案としての叩き台。

登場人物[編集]

(こちらにキャラクター全般の総括文が入ります。執筆中)

『罪』の世界(以下『向こう側』)と『罰』の世界(以下『こちら側』)はパラレルワールド(並行世界)の関係にある。10年前のある時点から二つの世界に分離しているが、時系列としては『こちら側』は『向こう側』以後の出来事になる。……


メインキャラクター[編集]

周防達哉と天野舞耶の二名のみ、『罪』・『罰』両作品でパーティキャラクターとして活躍する。南条圭・桐島英理子はどちらか一方のみの選択制となっている。

周防達哉(すおう たつや、罪では名称変更可)
声 - 子安武人
罪主人公。七姉妹学園3年生。18歳。ルックスの良さとクールな性格から、女子生徒の人気は高い。他人との馴れ合いを嫌って単独行動をしているが、本質は仲間思いの優しい少年。10年前のとある事件がきっかけで、家族と折り合いが悪くなってしまっている(彼は事件の真相を全く知らされていない)。
:10年前に巻き込まれた事件によって、大切な友人たちとの別離を余儀なくされてしまう。心身ともに深い傷を負ってしまった彼は、更なる別離を恐れるあまり友人を作らなくなってしまった。趣味はバイクいじりとものまね(声帯模写)。
: 『こちら側』の達哉は、素行の悪い少年として描写されている。クラスメイトの吉栄杏奈との仲は悪くないようで、よくクラブで遊んでいたらしい。手先が器用だった『向こう側』とは違って、こちらの達哉は不器用。
天野舞耶と出会ったことにより『向こう側』の世界を思い出し、JOKERにまつわる事件などを単独で調査、誰にも頼らず自分の力だけで解決しようとしている。
使用武器は剣(共通)。初期ペルソナは「SUN ヴォルカヌス」(罪)、「SUN アポロ」(罰)。
天野舞耶(あまの まや)
声 - 矢島晶子
罰主人公。キスメット出版発行のティーンズ向け情報誌「クーレスト」の編集記者。23歳。快活で母性的な性格。「レッツポジティブシンキング」を合言葉に色々事を運んでいる。健康的な色香を持つ美人だが、非常に不器用で車の操縦と家事全般が大の苦手。自室も散らかり放題となっている。取材で訪れた七姉妹学園で事件に巻き込まれる。
:10年前に巻き込まれた放火事件で右腕と胸に大火傷を負っており、炎に対して強い恐怖心を抱いている。
:10年前の事件は発生していないため、身体に火傷の痕はない。周防達哉に出会ったことがきっかけで、デジャヴュに悩まされるようになる。
使用武器は銃(共通)。 初期ペルソナは「MOON マイア」(共通)。
リサ・シルバーマン (Lisa Silverman)
声 - 小西寛子
七姉妹学園2年生。17歳。生粋のアメリカ人だが、家族共々帰化しているため日本国籍を有している。日本びいきの父親の方針で英語を全く使わないまま育ってきたため、日本語しか話せない。源氏物語などの古典が好きという古風な一面もある。
:達哉に好意を抱いており、何かに付けて彼にまとわり付いている。金髪碧眼という見た目の印象に反して、英語が話せない事にコンプレックスを抱いており、両親、特に父親を激しく嫌悪している。子供時代にはそれが原因でいじめられたこともあった。カンフー映画が大好きで、会話に広東語を織り交ぜるのが特徴。ただし、広東語については純粋な楽しみというよりも、両親に対するあてつけの意味合いが強い。
通称「ギンコ」。元々は栄吉と喧嘩をした際に言われた悪口であり、栄吉を除く仲間たちは本名の「リサ」で呼ぶ。
使用武器は拳。初期ペルソナは「LOVERS エロス」。
:サブキャラクターとして登場。父親との確執はなくなっているが、趣味として広東語を使用している。
三科栄吉(みしな えいきち)
声 - 鳥海浩輔
春日山高校2年生。16歳。自称「ミッシェル」。ヴィジュアル系の化粧をした長身の少年。
幼い頃から「武道の達人」を騙る父親に厳しくしつけられ、現在もまるで頭が上がらない。家業である寿司屋を継ぐよう強要されてきたためか、寿司や魚介類が大嫌い。
:曲がった事が大嫌いで、学校では「死神番長」を名乗り不良たちを監視している。ぶちのめした奴のパンツを脱がすことから、「パンツ番長」と揶揄されることも。
小学校時代は太り気味だったが、ある出来事がきっかけで過酷なダイエットを行い、現在のスリムな体形に。元々太りやすい体質で、現在も食事制限を続けている。
使用武器は銃を内蔵したギターケース。 初期ペルソナは「DEATH ラダマンティス」。
:サブキャラクターとして登場。ダイエットのきっかけとなった出来事は発生していない。自分を「JOKER呪い」で抹殺しようとした杉本浩樹が拉致されたことを知って救出を試みるが、それが原因で事件に巻き込まれてしまう。
黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)
声 - 半場友恵(『罪』のみ)
聖エルミン学園OG。20歳。キスメット出版に出入りするフリーカメラマン・藤井俊介の助手。天野舞耶とコンビを組んでいる。通称「ユッキー」。雇い主の藤井に淡い恋心を抱いている。
罪:このままカメラマンになるか、荒んでいた自分を救ってくれた恩師・高見冴子と同じ道に進むか、ひそかに葛藤している。取材先の七姉妹学園で天野舞耶と共に事件に巻き込まれる。
使用武器は投具。初期ペルソナは「EMPRESS ヴェスタ」。
罰:サブキャラクターとして登場。エリールートでのみ、上杉秀彦と共に舞耶たちのサポートを行う。
黒須淳(くろす じゅん) / 橿原淳(かしはら じゅん)
声 - 渋谷茂
春日山高校3年生。17歳。天体観測と花を愛でるのが好きな美少年。数ヶ月前に春日山高校へ転校してきた。
:家庭崩壊を経験し両親を恨む一方、幼少時に少しだけ味わった、仲良し家族の幻影を今でも引きずっている。
「ジョーカー様」の噂が流れ出す少し前から不登校になってしまう。
使用武器は花(投具)。初期ペルソナは「FORTUNE ヘルメス」。
:サブキャラクターとして登場。『向こう側』とは違って父親が生存しているため、橿原姓のまま。本来の穏やかな性格がより強調されている。何者かによって空の科学館に呼び出され、事件に巻き込まれてしまう。
芹沢うらら(せりざわ うらら)
声 - 金子哲子 (『罰』のみ)
天野舞耶のルームメイトで、某女性用下着メーカーの営業職。24歳。舞耶とは高校時代からの親友であり、「マーヤ」の愛称で呼んでいる。気性は激しいが、家事全般や化粧に長ける。過去に舞耶に教わって「ペルソナ様」をやったことがある。
結婚願望が強く、過去に結婚詐欺の被害に遭ったことがある。騙した男をぶちのめすため、憂さ晴らしも兼ねてボクシングジムに通っている。モデルは江角マキコ
罪:サブキャラクターとして登場。キング・レオを追う一連のイベントで出会う。
罰:自分の将来に何の目標も持てず悩んでおり、様々な稽古事や占いに手を出し、心の拠り所を求めている。
使用武器は拳。初期ペルソナは「STAR カリスト」。
周防克哉(すおう かつや)
声 - 高田裕司 (『罰』のみ)
周防達哉の兄で、港南警察署刑事課に所属する巡査部長。25歳。父親の冤罪を自らの手で晴らすため、幼い頃からの夢を捨てて警察官となった。過去に達哉に教わって「ペルソナ様」をやったことがある。
罪:サブキャラクターとして登場。10年前の出来事が原因で父親を軽蔑する達哉に対し、厳しい叱責を浴びせる。
罰:人物像が掘り下げられ、生真面目で弟思いな好青年として描かれている。猫(実は猫アレルギーである)と甘いもの、カレーライスが大好き。子供の頃はパティシエ(洋菓子職人)に憧れていた。
使用武器は銃。初期ペルソナは「JUSTICE ヘリオス」。
パオフゥ (Baofu) / 嵯峨薫(さが かおる)
声 - 中田譲治 (『罰』のみ)
掲示板サイトを運営し、街中にあふれる噂を集める謎の人物。「パオフゥ」とは中国語で「復讐」を意味する言葉。
罪:噂屋の一人として登場。会話はチャットでのみ行われ、直接出会う事は無い。
一部の回想シーンに「酔っ払った青年」として登場し、そこでのみ若年期の姿を見ることができる。
罰:自称台湾人の盗聴バスター。32歳。いつもサングラスを掛けて素顔を隠している。特捜検事として須藤竜蔵の裏金疑惑を追っていた際、竜蔵が雇った殺し屋の襲撃を受け、助手を務めていた検察事務官の浅井美樹を殺害される。ペルソナ能力によって生き残った嵯峨は、名前と身分を偽り珠閒瑠市に帰還、竜蔵の身辺を盗聴して悪事を暴く機会を窺っていた。
使用武器はコインなどを飛ばす指弾(投具)。初期ペルソナは「HANGEDMAN オデュッセウス」。
南条圭(なんじょう けい)
声 - 森川智之 (『罰』のみ)
聖エルミン学園OB。20歳。南条財閥の御曹司。聖エルミン学園を1番の成績で卒業し、現在はオックスフォード大学に在学中。高校卒業を機にバイクツーリングを始めた。大学の夏休みで一時帰国した際、偶然事件に巻き込まれる。
罪:あるアイテムを入手するためのキーキャラクターとして登場。シナリオには一切関与しない。
罰:かつて倒したはずの神取が生きていた、との噂を耳にし、その真偽を確かめるために独自調査を始める。
使用武器は剣。初期ペルソナは「HIEROPHANT アイゼンミョウオウ」。エリーと同行する場合はパーティキャラクターにならない。
桐島英理子(きりしま えりこ)
声 - 麻見順子 (『罰』のみ)
聖エルミン学園OG。20歳。通称「エリー」。某有名女子大に所属する傍ら、ファッション雑誌の人気モデルとして活躍しているが、「笑顔が硬い」と評されることに悩んでいる。クラスメイトだった黛ゆきのとは何度か仕事をしたこともあり、園村麻希や綾瀬優香とは今でも連絡を取り合っている。オカルト研究が趣味。
罪:サブキャラクターとして登場。オカルト研究の知識を活かし、達哉たちのサポートを行う。
罰:巷で話題になっている占い師「ワンロン千鶴」について独自に調査している内に、高校時代の友人である南条と再会する。以前にストーカー被害にあっており、強いトラウマを抱えている。
使用武器は突剣。初期ペルソナは「JUDGEMENT ニケー」。南条と同行する場合はパーティキャラクターにならない。

協力者たち[編集]

フィレモン
意識と無意識の狭間に住まう、自我の導き手。蝶をかたどった仮面で素顔を隠している。普遍的無意識の創造性の象徴であり、破壊性の象徴であるニャルラトホテプとは表裏一体をなす。
罪:前作同様、主人公達の前に現われ助言を行うが、純粋な協力者ではなかった事があるイベントで明かされる。
罰:力が弱まっており、ぼやけた姿で登場する。ペルソナ能力に目覚めた舞耶たちに『こちら側』の世界が消滅の危機に瀕していることを伝えた。
南条・エリールートの双方をクリアすることによってプレイできる『エキストラダンジョン』の最終ボスとして登場。
イゴール
ベルベットルームを管理するフィレモンの従者。イビルホンを用いペルソナを生成する。
園村麻希(そのむら まき)
聖エルミン学園OG。20歳。国立大学の心理学科に所属。学業の傍ら「柊サイコセラピー」でアルバイトをしている。
罪:サブキャラクターとして登場。
罰:サブキャラクターとして登場。南条ルートでのみ、城戸玲司と共に舞耶たちのサポートを行う。
上杉秀彦(うえすぎ ひでひこ)
聖エルミン学園OB。19歳。通称「ブラウン」。高校卒業後にお笑いタレントとしてデビューし、ルックスの良さと寒いオヤジギャグのミスマッチで人気を博している。
罪:サブキャラクターとして登場。
罰:サブキャラクターとして登場。エリールートでのみ、黛ゆきのと共に舞耶たちのサポートを行う。
城戸玲司(きど れいじ)
聖エルミン学園OB。20歳。高校卒業後は営業職(セールスマン)に就くが、ぶっきらぼうな性格が災いし仕事はうまくいかず、同じ会社で働く同窓生の横内健太(通称「トロ」。罪・罰の双方で噂屋として活躍)からも半ば諦観されている。現在、2歳年上の母親似の女性と交際中。
罪:あるアイテムを入手するためのキーキャラクターとして登場。シナリオには一切関与しない。
罰:サブキャラクターとして登場。南条ルートでのみ、園村麻希と共に舞耶たちのサポートを行う。
轟大助(とどろき だいすけ)
「葛葉探偵事務所」の所長。公称53歳。噂操作を行ってくれる。モデルは中尾彬
白髪でヒゲをたくわえ、メガネをかけている中年の太ったおっさん。以前は三流探偵だったが、最近人が変わったようになり優秀な探偵と言われるようになった。
実は『真・女神転生デビルサマナー』に登場した葛葉キョウジの魂が憑依している。
内田たまき(うちだ たまき)
轟所長の助手で、聖エルミン学園OG。通称「たまきちゃん」。懸賞の応募を代行してくれる。なぜか『デビルサマナー』に登場するレイ・レイホゥの服装をしている。モデルは内田有紀
ただしくん
罪のみ:轟所長の助手で、薬局チェーン「サトミタダシ」の一人息子。聖エルミン学園OBで、学生時代からたまきちゃんと交際している。なぜか『デビルサマナー』に登場する葛葉キョウジの服装をしている。モデルは里見直
『罰』では行方不明になっており、作中でその姿を見ることは無い。たまきちゃんとの会話で、名前のみが語られる。
松岡(まつおか)
罰のみ:南条家の執事だった山岡の死後、南条のお目付役になった男。37歳。南条に対して次期総帥としての非情さを求めているが、内心では彼の信念や優しい心根を好ましく思っている。

敵対者たち[編集]

ジョーカー / JOKER
自分の携帯電話から自分の携帯電話をコールすると姿を現し、願いを叶えてくれると噂されている怪人物。彼を召喚する儀式は、それぞれ「ジョーカー様」(罪)、「JOKER呪い(まじない)」(罰)と呼ばれている。
罪:「ジョーカー様」と呼ばれる儀式を行うことで現れると噂されている仮面の怪人。
彼に叶えたい夢を伝えることによって、その願望を叶えてくれるとされている。しかし、叶えたい夢を言えなかった場合は「影人間」にされ、人間としての存在を消されてしまう。
罰:「JOKER呪い」と呼ばれる儀式を行う事で、自分の代わりに憎んでいる人物を殺してくれると噂される謎の存在。
序盤では須藤竜也がJOKERを名乗っているが、その実態は人間の邪心から生じた「穢れ」の集合体である。
反谷孝志(はんや たかし)
声 - 仲木隆司(『罪』のみ)
七姉妹学園校長。高見冴子と共に聖エルミン学園から赴任してきた。通称「ハンニャ校長」。学園の自由な校風を憂いて厳しい校則を敷いたことから、たちまち生徒たちに嫌われてしまった。
罪:自由な校風を憂いて厳しい校則を敷くも、「ジョーカー様」の力によって高い支持を受けている。実は仮面党の配下であり、ジョーカーに命ぜられて達哉たちを監視していた。序盤での戦闘後に行方不明になるが、流した噂によっては終盤に再登場することもある。
罰:序盤で吉栄杏奈を犯人扱いし、彼女を激しくなじったことから、片山典子の恨みを買い、「JOKER呪い」の標的として殺害されてしまう。
杉本浩樹(すぎもと ひろき)
声 - 山田義春
春日山高校2年生。卑劣な性格で、弱い者いじめが好き。中学時代に栄吉にシメられたことがある。
罪:。栄吉に復讐するため「カス校のヘッドは番長よりも強い」という噂を流し、彼を苦しめた。
罰:「JOKER呪い」で栄吉を抹殺しようとするが失敗、噂によってJOKERに支配され、云豹一味に拉致されてしまう。南条ルートでのみ戦闘がある。
井上康夫(いのうえ やすお)
声 - 北島淳司(『罪』のみ)
春日山高校2年生。気弱な性格で、極度の緊張から高校受験に失敗し、やむなくカス高に入学した。
罪:ジョーカーに力を貰い、敏腕生徒会長として七姉妹学園の学園祭を失敗に追いやり自校の学園祭を成功に導こうとする。そのために達哉たちを騙して校舎地下にある防空壕に閉じこめた。しかし、脱出した達哉たちとの戦闘に敗れ、キング・レオによって処刑されてしまった。
罰:生徒会長でもなんでもない、普通の生徒として登場。夢や希望を持ってはいるが、その性格が災いして何も行動を起こせず、悶々とした日々を過ごしている。
須藤竜也(すどう たつや)
声 - 中尾隆聖
七姉妹学園OB。28歳。劣悪な家庭環境から精神を病んでおり、「星の魔人・ツィツィミトルからの謎の電波」と称する幻聴に従って連続殺人や放火などの犯罪を繰り返してきたため、10年前から病院に隔離されている。
罪:仮面党四天王の一人、キング・レオとして登場。ジョーカーの命に従い、珠閒瑠市各地で爆破事件を起こす。10年前にはアラヤ神社で放火事件を起こし、偶然居合わせた達哉と舞耶を巻き込んでいる。
罰:度重なる問題行動を父・竜蔵に疎んじられ、蝸牛山の森本病院に隔離されていた。とある存在に唆され、噂の力によって病院を脱出、最初の「JOKER」となって連続殺人を繰り返した。『こちら側』の世界が正しくないことを証明するため、『向こう側』と同様に仮面党を組織しようと画策し、かつての仮面党メンバーたちの前に姿を現した。
吉栄杏奈(よしざか あんな)
声 - 渡辺久美子 (『罪』のみ)
七姉妹学園3年生。周防達哉のクラスメート。将来を期待された陸上選手だったが、交通事故(轢き逃げ)によって選手生命を断たれてしまう。怪我で目標を失ってからは無気力になり、自暴自棄な生活を送っていた。
罪:仮面党四天王の一人、レイディ・スコルピオンとして登場。事故後は退学し、「ジョーカー様」を行った際も「何もせずに破滅の時を待ち続けたい」と投げやりな願いを語っていた。黛ゆきのの言葉に心を動かされ、後に仮面党を裏切り彼女と行動を共にする。
罰:『向こう側』とは違って、退学はしていない。『こちら側』の達哉を理解している数少ない人物の一人で、彼とクラブで遊ぶこともあった。事故の加害者が「JOKER呪い」によって殺害されたため、校長の反谷に犯人扱いされてしまう。
校長が殺害された直後にJOKER(須藤竜也)の襲撃を受けるが、『向こう側』を思い出した達哉によって救出された。後輩の片山典子が拉致されたことを知り、舞耶たちに助けを求める。
佐々木銀次(ささき ぎんじ)
声 - 速水奨
音楽プロデューサー。33歳。もともとは一発屋で終わったアーティストだったが、噂の力を利用し敏腕プロデューサーとして返り咲く。リサとその友人をアイドルグループ「muses」のメンバーとして抜擢した。
罪:仮面党四天王の一人、プリンス・トーラスとして登場。
罰:新世塾の構成員として、人々の穢れを集めるために各地で講演会を開いている。スマイル平坂での講演会の最中、溢れ出した穢れに取り憑かれ、新たなJOKERとなってしまった。
黒須純子(くろす じゅんこ)
黒須淳の母であり、女優。七姉妹学園OG。37歳。モデルは山咲千里
罪:仮面党四天王の一人、クイーン・アクエリアスとして登場。夫の橿原明成が事故死した後、現状に対する不満から酒と愛人に溺れてしまうが、「ジョーカー様」の力によって全盛期の美貌を手に入れた。
:夫が生存しているため、『向こう側』とは違って本名は橿原姓のまま。仕事と家庭の両方で成功を収める一方、裏では「JOKER呪い」を行っていた(誰を狙っていたかは不明)。
星あかり(ほし あかり)
声 - 橘ひかり(『罪』のみ)
自らを「イシュキック」と称するオカルト大好き少女。13歳。
罪:オカルトに没頭するうち、自分が太古の戦士の生まれ変わりだと思い込むようになり、「ジョーカー様」の力で妄想を現実に変えてしまう。キング・レオ配下のペルソナ使いとして達哉らと敵対するが、空の科学館で発生した火災に巻き込まれた所を舞耶に救われ改心する。
罰:単なるコスプレ少女として、メッセンジャーに近い扱いで登場する。
須藤竜蔵(すどう たつぞう)
罰のみ:須藤竜也の父で、現職外務大臣。63歳。新世塾の中心となる人物。利己的な性格で、自らの保身の為ならば犯罪行為も辞さない冷血漢だが、世間ではクリーンな政治家として支持されている。
島津管理官(しまづかんりかん)
声 - 幸野善之(『罰』のみ)
罰のみ:新世塾幹部の一人で、警察庁キャリア。33歳。JOKER殺人事件の指揮を執り、JOKERに支配された人間を回収していた。事件の真相に口を挟んでくる克哉を疎ましく感じている。
富樫署長(とがししょちょう)
罰のみ:港南署署長。52歳。周防兄弟の父とは同僚で、共に須藤竜也の事件を追っていたが、須藤竜蔵の圧力に屈してしまう。その結果、周防兄弟の父は冤罪を着せられ懲戒免職となってしまった。犯した罪を悔い、「スニーク(卑怯者)」を名乗って克哉に新世塾の情報をリークした。
云豹(ユンパオ)
罰のみ:須藤竜蔵に雇われた台湾マフィアの殺し屋。35歳。「JOKER呪い」を行った人間たちを捕獲している。5年前、竜蔵の汚職を追っていた嵯峨薫(パオフゥ)と浅井美樹を襲撃。浅井美樹を殺害し、嵯峨に瀕死の重傷を負わせた。
神取鷹久(かんどり たかひさ)
声 - 小杉十郎太(『罰』のみ)
罰のみ:新世塾幹部の一人。31歳。3年前に発生した「セベク・スキャンダル」を引き起こした張本人。ペルソナの知識を欲した竜蔵により、噂の力で復活させられた。表向きは竜蔵の秘書とされており、「神条久鷹」の偽名を使っている。
新世塾が傾倒している者の実態を既に理解しており、それを承知の上で南条や達哉とあえて敵対する。南条ルートでのみ戦闘がある。
石神千鶴(いしがみ ちづる)
声 - 大塚瑞恵(『罰』のみ)
罰のみ:新世塾幹部の一人。巷で流行しているワンロン占いの創始者で、「ワンロン千鶴」として様々なメディアに取り上げられている。澄丸清忠に仕えた陰陽師の末裔でもあり、強い霊能力を忌避されて迫害を受けていたが、竜蔵の誘いを受け、社会の穢れを取ることを第一の指命と考えるようになる。神取に思いを寄せている。エリールートでのみ戦闘が2回ある。
桑原真(くわはら まこと)
声 - 鈴木勝美(『罰』のみ)
罰のみ:エリーをストーキングしていたフリーター。24歳。ストーキングの末に彼女の自宅に上がり込むなど暴挙を働き、エリーのペルソナによって撃退されてしまう。それに懲りたのか、二度とエリーをストーキングしないことを誓っている。
なお、エリールートでボスキャラクターとして出現する桑原は、エリー自身の恐怖心が生み出した幻であり、彼自身ではない。
菅原陸将(すがわらりくしょう)
罰のみ:新世塾幹部の一人で、陸上自衛隊師団長。55歳。重い病に冒されており、不老不死という報酬を提示され竜蔵に協力する。新世塾の理念を認めているわけではなく、心の中では竜蔵を軽蔑している。
澄丸清忠(すまる きよただ)
罰のみ:戦国時代に、現在の珠閒瑠市一帯を支配していた暴君。望龍術を悪用し天下統一を狙うも、家臣である周防辰之進の謀反によって討たれた。遺体は後に即身仏にされたという。
20年前の珠閒瑠市地下鉄計画の際に発掘され、『御前』として須藤竜蔵らに語りかける(ただし、本当に清忠が啓示を与えたわけではない)。以来、新世塾において御神体として狂信的な信仰を受けている。
ニャルラトホテプ
声 - 山野井仁
今作の騒動の元凶と言うべき存在。普遍的無意識の破壊性の象徴であり、創造性の象徴であるフィレモンとは表裏一体をなす。普段はとある店の店主として、アイテムを商っている。
:10年前に事故死した淳の父・橿原明成や、噂により出現したラストバタリオン総帥・アドルフ・ヒトラーなど、様々な姿を取って現れる。
:『御前』として新世塾に啓示を与えていた。ラストバトルで戦闘。「月に吼えるもの」の姿を取った後に「這い寄る混沌」としての正体を現す。

その他キャラクター[編集]

高見冴子(たかみ さえこ)
七姉妹学園の英語教師で、周防達哉と吉栄杏奈のクラス担任。28歳。1年前に聖エルミン学園から転任してきた。クラスで浮いた存在になってしまっている二人の将来を案じている。
橿原明成(かしはら あきなり)
七姉妹学園の世界史教師で、黒須淳の父。熱心なオカルト研究者でもある。モデルは岩城滉一
罪:10年前に学園の時計台で事故死している。岡村真夜・須藤竜也らと共に、事件の核心に関わる奇書「イン・ラケチ」を執筆した。
罰:10年前の死亡事故は発生しておらず、モブキャラクターとして登場。人物像も「少し風変わりな先生」程度となっている。
岡村真夜(おかむら まや)
七姉妹学園の日本史教師で、リサのクラス担任。イデアルエナジーなど非科学的な物に傾倒し、生徒からはイデアル先生と呼ばれている。
罪:橿原に対し妄信に近い感情を抱いており、彼の研究を裏付ける事柄を前にすると、分別が付かなくなることも。また、彼女はある理由から、黒須純子に激しい嫉妬心を抱いている。
罰:橿原同様、モブキャラクターとして登場。『向こう側』とは違って、穏やかな性格の女教師として描かれている。
華小路雅(はなのこうじ みやび)
七姉妹学園2年生。新聞部部長で、リサのクラスメイト。三科栄吉とは小学校時代の同級生。
:太った姿で登場。授業中に転んで鼻血を出した事から「ハナジー」と呼ばれる。栄吉の子分たちが達哉との決闘を仕組んだ際に連れ出され、ジョーカー事件に巻き込まれる。
小学校時代は栄吉と仲が良かったが、いじめっ子に彼との仲をからかわれた際に、心ならずも栄吉を傷つける発言をしてしまい、その罪滅ぼしにとあえて太っていた。
罰:スマートな姿で登場。『向こう側』での行き違いがすべて無かった事にされており、栄吉たちとも良好な関係を築いている。
ケン、ショーゴ、タケシ
春日山高校2年生。栄吉の男気にほれ込み子分になった三人組。
罪: 栄吉が率いるバンド「ガスチェンバー」に七姉妹学園で有名な周防達哉を加入させるため、ハナジー(華小路雅)を利用して達哉をおびき寄せようとした。仮面党の陰謀に巻き込まれ、三人とも影人間にされてしまう。
罰: モブキャラクターとして登場。雅とも良好な関係を築いている。
柴田麻美(しばた あさみ)
リサのクラスメイト。通称あさっち。お姉さん肌で友達思いな性格。料理も得意。将来はジャズシンガーになりたいと思っている。
:仮面党の陰謀に巻き込まれ、影人間にされてしまう。
罰:モブキャラクターとして登場。
荻嶋未歩(おぎしま みほ)
リサのクラスメイト。通称みーぽ。成績は悪いが運動神経が良く、食欲旺盛。ある俳優の大ファンでアイドルになる夢を持つ。
:仮面党の陰謀に巻き込まれ、影人間にされてしまう。
罰:モブキャラクターとして登場。
片山典子(かたやま のりこ)
声 - 水橋かおり(『罰』のみ)
七姉妹学園2年生。陸上部所属。先輩部員の吉栄杏奈に憧れており、復帰を願って彼女の説得を続けている。
罪:モブキャラクターとして登場。フルネームの設定は存在しなかった。
罰:公然と杏奈を犯人扱いしたハンニャ校長に憤慨し「JOKER呪い」を行って彼を殺害する。後に噂によってJOKERに支配され、云豹一味に拉致されてしまった。
スティーブン・シルバーマン
罪のみ:リサの父親。43歳。日本びいきのアメリカ人で、現在は家族共々帰化している。外資系貿易会社の取締役専務であり、職場では母国語である英語を使うが、家では日本語のみで会話している。アメリカ海軍特殊部隊に属した過去を持ち、噂によって出現したラスト・バタリオンが自宅に襲撃した際も軽く倒している。モデルはスティーブン・セガール
三科寛吉(みしな かんきち)
「がってん寿司」店主で栄吉の父。47歳。栄吉いわく「柔道・空手・カポエラ合わせて18段」という武道家。だが実際はそろばんの級ぐらいしか持っておらず、客が喧嘩した際には店の奥でガタガタ震えていたらしい。
罰: ワンロン占いによって店舗を蓮華台に移転する。栄吉がパーティに入らない『こちら側』では、名称が「板さん」という表記になる。
藤井俊介(ふじい しゅんすけ)
キスメット出版に出入りするフリーカメラマン。32歳。黛ゆきのの雇い主。気さくな性格で舞耶を「マッキー」、ゆきのを「ユッキー」と呼んでいる。
罪:ゆきのから好意を抱かれていることを知りつつも、彼女の人生を縛りたくないと考え、あえて気付かない振りをしていた。
牧村洋一(まきむら よういち)
結婚詐欺師。27歳。さわやかな顔立ちと口車で女を騙すのが得意。うららも彼の被害に遭っている。元々はブサイクで女に貢いでばかりいた。モデルは羽賀研二
罪: クイーン・アクエリアス配下のペルソナ使いとして登場。GOLDで達哉たちを待ち受けるも、うららに見つかってしまう。
罰: ただの結婚詐欺師として登場。