利用者:Takawata/Rp過程
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Rp過程とは陽子捕獲反応で起きる元素合成。重元素の合成を行うが、これは他のS過程R過程P過程とは陽子が多い方の安定性が議論される点で違っている。これの上限はあまりわかっていないが中性子星まわりの観測からテルルあたりが上限であることがわかってきた。もっと軽い同位体なら超えられる可能性があるが、テルル105がアルファ崩壊することで上限に達している。
条件
[編集]クーロン障壁を突破するために非常に高い温度で起き、また非常に陽子密度が高いことが要求される。 ベータ崩壊のかかわる弱い相互作用は強い相互作用や電磁相互作用よりも遅いため、時間スケールは陽子ドリップライン近くのβ+崩壊によって決まる。
起き得る場所
[編集]衝突した中性子星の降着円盤あたり。