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千田 泰広 | |
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生誕 |
1977年11月23日(46歳) 神奈川県 |
国籍 | 日本 |
著名な実績 | 現代美術(インスタレーション) |
公式サイト | http://chidayasuhiro.com |
千田 泰広(ちだ やすひろ、1977年11月23日)は、日本の芸術家。
来歴
[編集]2019年、Artdex「世界の優れた9人のライトアーティスト」のひとりに選ばれる。International Light Art Award 2019(ドイツ)ファイナリスト、オーディエンス賞。2019年よりWonderspaces(アメリカ)に参加、2018年、チェコスロパキア建国100年を記念するRE:PUBLIKA Festivalではミュシャの〈スラヴ叙事詩〉とともに展示、好評を博す。同年、La Chartreuse(フランス)において滞在制作および作品展示。2017年および2018年、世界最高峰のライト・アート・フェスティバル、Amsterdam Light Festival(オランダ)に参加、2016年、チェコ最大の芸術祭SIGNAL Festival 2016にアジア圏より初参加。ほか、欧州を中心に世界各国で活動。日本国内においては、国立天文台やJAXA(宇宙航空研究開発機構)との協働など、美術の周線を探る。現在、〈Kalama Park〉と呼ばれるアートパーク建設プロジェクトを計画中。
人物
[編集]小学生のころから工作等が得意だった。小学2年のころ詩の授業があり、これを読めば大人は喜ぶだろうというものを書いたところ市のコンテストで受賞。小学5年のころ1枚の地図から話を考えるという授業で約80枚の物語を書く。小学5・6年に朝日新聞タカラトミー主催のおもちゃコンクールに夏休みの宿題として制作した魚釣りゲームおよび表情の変わるスロットマシンを出して受賞。高校を中退して大検合格し、大学受験の予備校へ。国立の建築学科に入ろうと考えていたが予備校の事務員にどういうわけか美大の案内を渡される。受験勉強時にアトピーになり四国の病院へ入院。痒すぎ勉強ができないなか引き出しから前述の案内を見つけ武蔵野美術大学に入学。在学中はバンド活動に熱中していたが欠かさず出ていた授業があった。ウォルター・デ・マリアの「ライトニング・フィールド」、リチャード・ロングの「WALKING THE LINE」、ジェームズ・タレルの「ローデン・クレータープロジェクト」などを紹介するだけの授業で、それらの作品から直接影響を受けたということはないが、この地球上に人として現れ、なんでもやっていいんだと思うきっかけとなる。
作風
[編集]高所登山やアイスクライミング、ケイビングなどの経験から、「空間の知覚」と「体性感覚の変容」を主題としたインスタレーション作品を制作。つくることより、つくる痕跡を消していくことで作品をつくる。使用する材料と目にする作品が異なった質感をあらわし、日常生活で感じることのできない、それでいてからだに脈々と記憶された空間に浸るような気づきと心地良さを得られる。
受賞歴
[編集]- 2007年
- 第14回美濃和紙あかりアート展(岐章)
- 第13回真綿のヴィジュアル・アート(東京)
- 2014年
- スマートイルミネーションアワード2014(神奈川)オーデイエンス賞
- 2015年
- アーツ・チャレンジ2015 愛知芸術文化センター
- 第9回Arte Laguna Prize(イタリア)ファイナリスト
- ISE NY Grant Program Fall 2016 一般財団法人イセ文化財団(アメリカ)
- 2016年
- 第3回世田谷Lights in Farm(東京)最優秀賞
- スマートイルミネーションアワード2016(神奈川)
- 2018年
- 2018 LIFE GEEK Global Award(中国)空間賞
- 2019年
- International Light Art Award(ドイツ)ファイナリスト/オーデイエンス賞