利用者:Terueshinkawa/sandbox
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ステップファミリー(Stepfamily)
[編集]ステップファミリーとは?
[編集]どちらかに子どもがいて再婚して、新たに築かれる家族をステップファミリーという。 その成り立ちは様々で、組み合わせによってさまざまなケースのステップファミリーが存在する。 死別による子連れ再婚、離別による子連れ再婚、未婚で連れ子がいる結婚、片方に連れ子がいる再婚、双方に連れ子がいる再婚、夫婦のどちらかに、過去の離婚で子どもがいて別れたパートナーのもとにいる子供と面会交流のある場合もステップファミリーに該当する。
日本の現状
[編集]結婚の4組に1組が再婚(人口動態調査)。全国のひとり親家庭数は120万世帯を超えていて、シングルマザー、シングルファーザーは子連れ再婚家庭(ステップファミリー)予備軍です。それにも関わらず、国の再婚家庭に関する調査はなにもなく、この家族の抱える問題点に関しては関心が低く、ステップファミリーという家族形態の認知がまだまだ低いのが日本の現状。しかしながら、ステップファミリーは初婚の家族とは成り立ちが違い、社会の理解や支援が求められている。 支援する団体もほとんどなく、当事者個人がブログなどで自分のストレスを吐き出したり、SNS等で当事者交流をしていることもあるが、その手段を知らない人、たどり着けない人は孤立して悩みを抱えてしまう。
海外の現状
[編集]欧米などにはステップファミリーを支援する団体やステップファミリーのためのグループワークや支援プログラムなどもある。 またステップファミリーに関する書籍や雑誌なども多く、当事者が必要な情報や支援が受けやすい。 パッチワークファミリーと呼ばれることもある。
ステップファミリーの抱える問題
[編集]家族の中の立ち位置によりさまざまなストレスがあるが、特に大きいのは「継母」という立場のストレス。 もちろん実親側、継子側にもストレスがあり、それぞれが1つの家族の中で共感できない思いを抱えながら歩みよりをしていこうとしている。 ・継子(相手の連れ子)を愛せない ・継子の実親やその親戚との関わりに悩む ・2つの家族の生活習慣の違いにとまどう ・パートナーとの子供の躾の価値観の違いにとまどう ・実の親になろうとして頑張りすぎてしまう ・周りに理解されない ・周りにどう説明したらいいのかわからずにカミングアウトできない ・相手の子どもとの養子縁組をどうするか? ・親や親戚との関わり ・継子とうまく関わっていくには ・パートナーに理解されない ・家族がまとまらない ・急に大家族になって家事や育児の負担にとまどう
支援するNPO法人
[編集]関連の本
[編集]「子連れ再婚を考えたときに読む本」(太郎次郎社エディタス)新川てるえ著 「継母ですが?もうひとつのシンデレラストーリー」(KADAKAWA)本間千恵子 新川てるえ