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利用者:ToshiJapon/sandbox/482

シンフォニータワー
シンフォニータワー
ToshiJapon/sandbox/482の位置(宮城県内)
ToshiJapon/sandbox/482
情報
用途 配水池/展望台
高さ 18.3m
竣工 1989年
開館開所 1989年
所在地 981-3328
宮城県富谷市上桜木1丁目1-8
座標 北緯38度21分40.8秒 東経140度52分28.7秒 / 北緯38.361333度 東経140.874639度 / 38.361333; 140.874639 (シンフォニータワー)座標: 北緯38度21分40.8秒 東経140度52分28.7秒 / 北緯38.361333度 東経140.874639度 / 38.361333; 140.874639 (シンフォニータワー)
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シンフォニータワーは、宮城県富谷市にある給水塔上水道の配水池)であり、展望台も備える[1]、富谷市のシンボルタワーである。「富谷配水池」とも呼ばれる。

概要[編集]

仙台市から市境を北上してすぐの国道4号沿い東側、上桜木町1丁目1-8[2]にあり、七ヶ宿ダムを水源とする市の水道水の配水池であり、1989年4月に完成した[3]。富田市(当時は町政)の水道事業の嚆矢であったという[4]

8月1日頃(水の日)には展望台として一般開放されることもある施設である[5][6][7][* 1]。展望台は、標高130mのところにあり、約18メートルのらせん階段を利用して登るもので、天気が良ければ仙台湾や、泉ヶ岳船形山など奥羽山脈を望める[6][8][9]

富谷市のシンボルタワーとしての機能を持たせるため、夜間2時間のライトアップを行い、1985年頃から屋上のオルゴールが、1日に4回、メロディ・チャイムを流していたが[10][11]、騒音問題により定時的な運用は停止されたという[12]。だが2012年4月には一日3回のかたちでの運用が再開された[13]。なおこの放送施設は元々防災無線のために設置されたと言う経緯がある[14]。なお、同市「大亀山森林公園」の展望台もシンボルタワーとされている[15]

第二配水池

七ヶ宿ダムから70kmの導水管を経て取水しており[12]、貯水機能は8000トン。すぐ横には漆沢ダムから取水した6000トンを貯水可能な第二配水池が併設されている[16][17]

また2016年、富谷町富谷市に市政移行するにあたり、記念切手が発売されているが、その10種のデザインのうちの一つに選ばれている建築物である[18]

2011年には3月11日に発生した東日本大震災により破損してしまい、一時配水機能を停止するも、3月28 - 29日に復旧[19]。その後の修繕工事のため、この年には一般開放が中止された[20]。なおこの修繕を機に、「展望室」から「展望台」へと大幅なリニューアルを果たしている[21][22]

規模[編集]

  • 配水池
高さ18.3m 直径31.5m 容量8000㎥
  • 展望台
標高130m、直径10m[23]

周辺の見所[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 年度の違う複数の出典により確認できることから、ほぼ毎年行われている模様。ただし解放日・解放日数は異なる。『広報とみや』平成24年9月号によれば、284名が来場したとのこと。また、『広報とみや』平成25年10月号p.21によれば、この年には10月5日に秋の一般開放が行われている。

関連文献[編集]

  • 広報とみや - 富谷市のWebサイトからpdfファイルを閲覧可能。本タワーの開放が同市の年中行事である他、地図への表記や「シンフォニータワーそば」(平成20年6月号 p.13)などの記述から「ランドマーク」としての認知度が高い事や、市民による写真投稿が確認できる。東日本大震災以後は、時折節電のためにライトアップが中止されている。

外部リンク[編集]

  • 富谷市 - 広報とみや、および議事録がオンラインで閲覧可能。


脚注・参考文献[編集]

  1. ^ 河北新報
  2. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2013、『広報とみや 平成25年8月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 20
  3. ^ 2016、『富谷市市勢要覧』、富谷市市企画部企画政策課 p. 41
  4. ^ 富谷市議会、2012、『平成24年第2回定例会議事録(第1号)』、富谷市議会
  5. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2006、『広報とみや 平成18年7月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 8
  6. ^ a b 富谷市企画部 企画経営課、2014、『広報とみや 平成26年9月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 12
  7. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2010、『広報とみや 平成22年9月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 12
  8. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2014、『広報とみや 平成26年7月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 28
  9. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2008、『広報とみや 平成20年7月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 8
  10. ^ 新訂 富谷町誌(平成5年発行)
  11. ^ 富谷市議会、2012、『平成24年第1回定例会議事録(第2号)』、富谷市議会
  12. ^ a b 富谷市議会、2011、『平成23年第4回定例会議事録(第1号)』、富谷市議会
  13. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2012、『広報とみや 平成24年4月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 25
  14. ^ 富谷市議会、2003、『平成15年第3回定例会議事録(第2号)』、富谷市議会
  15. ^ 公園・レジャー”. 富谷市. 2017年1月14日閲覧。
  16. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2010、『広報とみや 平成22年6月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 28
  17. ^ 富谷市議会、2011、『平成23年第4回定例会議事録(第1号)』、富谷市議会
  18. ^ “<富谷市移行>記念切手 11日発売”. 河北新報社. (20161007). オリジナルの20161007時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20161007173042/http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161007_12011.html 2017年1月14日閲覧。 
  19. ^ 富谷町 3.11 東日本大震災の記録編集委員会、[no date]、『東日本大震災の記録 内陸部自治体500日の取組み』、宮城県富谷町 p. 36
  20. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2011、『広報とみや 平成23年8月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 21
  21. ^ 富谷市企画部 企画経営課、2012、『広報とみや 平成24年7月号』、富谷市企画部 企画経営課 p. 26
  22. ^ 富谷市議会、2013、『平成25年第3回定例会議事録(第1号)』、富谷市議会
  23. ^ 平成5年3月31日版 新訂 富谷町誌 P.504