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利用者:Trca/サンドボックス

ウィキペディアは重要な意見を、その有名さに応じた表現でまとめます。ウィキペディアの記事では、非主流の説が実際よりも特筆すべきものあるいは広く受け入れられているものであるかのように書かれていてはいけません。その主張は対象と独立した信頼できる情報源に基づいている必要があります。その分野の学識者によって広く支持されていない説は、主流の説を主題とする記事のなかで過剰に重要視されるべきではありません。また、非主流の説が、主流の説に対して重大な関係性を持つことを真剣に示す、信頼できる情報源を参照しなければなりません。

このことにはいくつも理由があります。ウィキペディアは、重要でない主題にお墨付きを与える情報源であるべきではないし、またそうなってはならないのです。ウィキペディアは独自の研究結果を発表する場所ではありません。ウィキペディアの記事を中立的な観点から執筆するには、執筆者・編集者は、対象と独立した、充分に信頼できる良質な二次情報源において述べられていることをただ単に言い直すようにすることが極めて重要です。

非主流の説を扱う運営方針は、ウィキペディアの三大方針である中立的な観点、独自研究を載せない、検証可能性です。これら3つをまとめれば、記事には執筆者が新しく分析したり合成したりしたものを含んではならず、異論のありそうな記述には信頼できる情報源が必要であり、信頼できる情報源において公表されている多数派の観点と、重要な少数派の観点は、すべて公平かつバランスの取れたかたちで提示されるべきです。このガイドラインと三大方針の間に矛盾が生じた場合には、三大方針が常に優先されます。

非主流の説とは何か[編集]

ここでは、「非主流の説」という語を非常に広い意味で、ある分野において普及している主流の観点から大きく逸脱した説を意味するものとして用います。たとえば、非主流の科学理論は、主流の科学から大きく逸脱していて、科学的な根拠をほとんど、あるいはまったく持ちません。陰謀論や、医学に関する秘伝の主張なども、非主流の説に含まれます。どれが主流の観点かを判断するには、一般的に研究者の意見がもっとも信頼できます。ただし、ある事柄を専門に扱う学問領域が存在しない場合もあることと、異なる分野を専門とする研究者の意見を過剰に重視してはならないことに注意が必要です。。

疑似科学とその他の非主流説[編集]

信頼できる情報源に疑似科学的、あるいは非主流の説だと書かれているような話題について議論する場合には、疑似科学的な非主流説を科学的・学問的に合意されている見解と並べて、対立しているが対等の観点であるかのように書くことのないように注意するべきです。疑似科学がある記事にとって重要である場合もありますが、その場合でも、主流の観点の記述と有名性を隠してはいけません。

疑似科学や非主流の科学にもいろいろなものがあります。疑似科学と疑問のある科学は、以下のような基準で近似的に線引きすることができますが、慎重に扱う必要があります。

  • 明らかな疑似科学 科学を装っているものの、明らかに偽物であるような説は、それ以上の正当化なしに、疑似科学であると判断し、カテゴリをつけることができます。たとえば、永久機関は不可能であるという普遍的な科学的観点に照らせば、永久機関と称する機械はすべて疑似科学として扱われるべきです。占星術など、科学者コミュニティからは一般に疑似科学と考えられている説は、その情報を適切に記し、疑似科学にカテゴライズすることができます。
  • 疑問のある科学 多くの支持者がいるものの、疑似科学であるとみなす批判派もいるような仮説は、その趣旨を示す情報を含む記事にするべきです。しかし、現時点で相当量の学術的論争がある限りは、疑いなく疑似科学であると記述してはいけません。

科学者コミュニティの内部から提案された対立仮説は疑似科学ではなく、科学のプロセスの一部です。そのようなものは疑似科学に分類するべきではありませんが、主流の観点との関係を背景として説明するべきです。そのような理論は現実の一部を説明できないかもしれませんが、もし説明できるようになれば、ふつうはすぐに受け入れられます。たとえば、大陸移動説は、大陸が動く仕組みが知られておらず、提唱された仕組みはありそうにないものだったため、強く批判されました。やがてその仕組みであるプレート・テクトニクス発展されると、主流になりました。現時点では妥当性を示す証拠のない代替仮説も、証拠が得られれば主流になることができます。そのような例にはトロイの実在や地動説、ビッグバン理論などがあります。

あるものが疑似科学のカテゴリに入るか、あるいは単なる代替理論であるかを判断するときには、以下のことを考慮してください。代替理論はふつう、科学の最先端にあるものを微調整したものか、現実をよりよく説明できるモデルを作ろうとすることで、説明しにくいが強い証拠に対処しようとするものです。疑似科学は一般に、支持者たちが信じたい現象が起こることができるように、基本的な自然法則の変更を提案しますが、そのような大きな変化を正当化する強い科学的証拠はありません。疑似科学は、主流の科学理論と方法論を攻撃することに依拠するばかりで自身への批判的検討を欠き(創造科学によく見られる)、弱い証拠(逸話的な証拠や弱い統計的証拠、例としては超心理学)に頼り、疑わしい理論的前提を無批判に受け入れます(ホメオパシー支持者によって主張された「水の記憶」のように)。

信頼できる情報源[編集]

ウィキペディアでは、いかなる記事にも信頼できる情報源が求められます。信頼できる情報源は、ある説が単独の記事を作るに値するほどの特筆性を持つことを示すために必要です。また、主流の説を主題とする記事のなかで非主流の説を論じてよいのは、信頼できる情報源がその2つの間の真剣で重要な関係を論じている場合です。

ウィキペディアにおいて信頼できる情報源のなかには、査読のある学術誌、大学出版会から刊行された書籍、大学レベルの教科書、評判のいい出版社から刊行された雑誌や書籍、主流の新聞などがあります。査読された学術的出版物が利用できる分野では、通常それがもっとも信頼できる情報源になりますが、そのような分野でも、信頼できる非学術的情報源も用いることができます。

それぞれの主題に対するウィキペディアでの扱いは、記事の出典となる情報源での扱いの詳しさに応じます。ウィキペディアの方針では独自研究は禁じられているので、たとえばニュースが唯一の情報源であるような記事主題を、それらのニュースで扱われているよりも詳しく扱うのは不適切です。Wikipedia:独自研究は載せないの方針にあるように、既存の二次情報源から情報を収集しまとめることは強く推奨され、一次情報源も注意して使うことが認められています。

非主流説の不当な宣伝[編集]

非主流説の支持者が、自らの考えを宣伝する場所としてウィキペディアを使おうとしたことがあります。このような行為は既存の方針によって禁止されています。その非主流説に対する言及がその提唱者や後援者によるものしかないような場合には、いくつもの「Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか」のルールが関係します。ウィキペディアは独自研究を発表する媒体でも、自己宣伝と広告のための演説台でもありません。非主流説の特筆性は信奉者の声明ではなく、検証可能で信頼できる情報源による言及によって判断されなければなりません。提唱者や信奉者が、非主流の説の知名度を意図的に大きく見せかけようとする(ソックパペットを用いるなど)ことは強く禁止されています。非主流説の支持者が、自己公表された情報源を出典として提示するなどして、その説を売り込もうとすることも認められません。ウィキペディアは宣伝広告の場所ではないのです。(外部リンクの選び方、自分自身に関する記事を作らない)

中立的な観点の方針は、あらゆる多数派の立場と、重要な少数派の立場をすべて記事に含めることを求めます。しかし、それらに不釣り合いな重みを与えるべきでないということも定めています。科学者コミュニティによる批判的な検討の対象になっていない推測、あるいはすでに否定された推測は、他の良質な信頼できる情報源が、その推測を対立するの立場のひとつとして議論している場合に限って、科学的主題の記事に含めることができます。ごく少数の支持者しかいない考えは、特筆性のあるものならば、その考えを主題とした記事で解説することができます。

特筆性[編集]

非主流の理論が特筆性のあるもの、すなわちウィキペディアにおいて独立の記事を作るに値するのあるものだとみなされるためには、グループや個人(たとえ特筆すべきグループや個人であっても)がその説を論じている(肯定的にせよ否定的にせよ)というだけでは不十分です。もしある主題が、その主題から独立した信頼できる情報源によって有意な言及をされれているのでなければ、独立記事を作成するほど特筆すべきものではないとみなされます。

非主流の主題(非主流の説やその一側面、それらに関する組織)が独立記事作成にふさわしいとみなされるのは、それがその伝道者や普及家から独立した主要な出版物において、広範囲に、真剣かつ信頼できるかたちで取り上げられている場合です。非主流の説の誤りを暴いたり糾弾したりするような言及でも、信奉者グループ外での特筆性を示す情報源になります。関連事項(たとえば説の提唱者)が著名であるために言及されているようなものは、説の特筆性を判断するにあたって重要視されません。評価の高い報道媒体が、厳密には特筆性があると言えない話題を、面白おかしく取り上げることがあることにも注意が必要です。

事例[編集]

以下のようなものは、独立記事作成の目安を満たしています。

  • 創造科学インテリジェント・デザイン - 科学者の圧倒的多数がこれを疑似科学とみなし、初等公教育で教えられるべきではないと主張しています。しかし、まさにそのような強い意見が存在し、科学者の間や科学雑誌、教育機関、政治機関、法廷といった場所でそれについて活発に論じられているということによって、ウィキペディアで独立記事作成に値するものとなっています。
  • ホロコースト否認 - アドルフ・ヒトラーにヨーロッパのユダヤ人を大量虐殺する意図はなかった、アウシュビッツなどの収容所で大量殺人に使われたガス室は存在しなかった、ナチスに殺されたユダヤ人の数は600万よりもずっと少なかったというようなホロコースト否認論は、圧倒的多数の専門的歴史家によって誤りとして退けられています。しかしホロコースト否認論者はしばしば広く注目されることがあるので、特筆性があります。
  • アポロ計画陰謀論 - 月面着陸は嘘だったとする陰謀論を事実だと信じている人はおそらく少ないでしょうが、書籍やテレビ番組やNASAによる否定声明などにおける充分な量の議論を引き起こしたので、ウィキペディアで独立記事を作成できます。
  • ポール死亡説 - ビートルズのポール・マッカートニーは1966年に死亡しそっくりさんと入れ替わっているという有名な都市伝説は、マッカートニー自身(2016年時点で存命)を含むビートルズのメンバー全員に否定されていますが、それでもこの陰謀論はビートルズの録音中に見つかる「手掛かり」に支えられていました。ビートルズの人気ゆえに、この噂は公然と発生し、広がり、否定されました。そのために多くの社会学的研究の対象となっています。

以下は単独記事にするほどとは認められない例です。

主張の評価と説明[編集]

百科事典の記事主題の多くは、多数の異なった観点から評価することができますが、そのなかには研究によって検証されていない主張や、本質的に検証不可能な主張、あるいは疑似科学的な主張を伴う観点もあります。一般にウィキペディアでは、信頼できる情報源に記された一連の研究を大きく取り上げ、その他の主張に関しては、その歴史的・科学的・文化的な有名さにに応じて中立的に執筆するべきです。信頼できる情報源において論争になっていない主張は、端的に事実として書くことができます。たとえば「電子の質量は陽子のおよそ1836分の1である」のように。

非主流の説に由来する主張は、適切な情報源に注意深く結び付け、背景を明記しなければなりません。たとえば「ジャック・アルブロンのように、ノストラダムスの予言書は後世になって政治的な思惑のもと捏造されたという極端な見解を採るものもいる」というように。中立性を保つために、このような主張には注釈をつけるとよいでしょう。「アルブロンは予言書とそれに関連する資料について、現代で最も精通している人物であるだろう(その大半の発見と研究を援助したのは彼なのだ)が、この分野の専門家の多くはこの見解を否定している。」というように。ただしこのような注釈を、必要以上に厳しく批判的な評価を受けているように見えるものにしないよう注意してください。とくに非主流の説そのものを主題をする記事では、まずその説を明確かつ客観的に説明し、それからより受け入れられている説を提示するようにしてください。過剰に1つ1つの論点に反論しているような書き方は避けてください。論争のすべてを記事末尾の「批判」節に押し込めるようなやり方も避けて、よりまとめられた、読みやすく、正確な文体で書くように心がけるのが望ましいでしょう。

基本的には科学的主張ではないが、科学的現象と関連する主張を含むような特筆すべき観点を、もっぱら科学理論として扱ったり、それを前提として扱ったりするべきではありません。たとえば、創世記そのものは、基本的には古代文学の作品として、ユダヤ教とキリスト教の聖書の一部として、あるいは神学的に重要な主題として扱われるべきであって、宇宙論の学説として扱うべきではありません。科学的発見を否定することを目指した非科学的・疑似科学的な宗教の主張は、信頼できる情報源がどのように扱っているのかを参考に、科学と神学の両方に基づいて評価されるべきです。たとえば創造論や創造科学は、基本的には宗教的・政治的運動として解説するべきであり、主流の神学者と科学者からは批判されている観点であることもはっきりと書くべきです。信頼できる情報源による研究に反する非主流説(歴史修正主義など)は、それ自体の記事の中では明確に説明されるべきですが、より一般的な議論のなかで過剰に重視されるべきではありません。

特筆性と受容[編集]

ある考えがほとんどの専門家に受け入れられていないというだけでは、ウィキペディアから除去すべきだということにはなりません。ある主題がウィキペディアに記事として収録されるべきかどうかの閾値はWikipedia:独立記事作成の目安で論じられています。以下では、受容の程度と特筆性の間にある複雑な関係を説明します。

受容の度合いを明記する[編集]

論争の的になっていたり、疑われていたりする考えを詳細に扱う記事では、その考えが関連する学術分野において、現時点でどの程度受け入れられているのかを(信頼できる情報源を出典として)説明するべきです。もしある考えがどのような評判を得ているのかについて信頼できる情報源による典拠が見つからない場合には、その考えは論評の対象になっておらず、受け入れられていないと想定するべきです。信頼できる情報源でそのように書かれているのでない限り、ある考えを受け入れられているものとして書いてはいけません。ただし、論評されたり受容されたりしていないということは、否定されているということを必ずしも意味しません。信頼できる情報源にそう書かれているのでない限り、ある考えを否定されたものとして書いたり、疑似科学のような否定的レッテルを付けたりするべきではありません。

火星の人面岩のような明らかに間違った主張や非主流の説であっても、世間的に特筆性のある考えとして百科事典に収録するに値することがあります。

すでに否定されている考え、不合理あるいは疑似科学と広くみなされている考え、歴史的な意義しかない考え、基本的にサイエンス・フィクションの領域に属するような考えは、信頼できる情報源を使って、そのようなものだと明記されるべきです。

境界線上にある考えや最低限の特筆性だけを持つ考えは、ウィキペディアにおいて言及することはできますが、不釣り合いな重みづけをするべきではありません。ウィキペディアは新しい考えを発表するため、学術界のような制度の持つバイアスに反対するため、あるいは他の場所で注目を得られなかった考えを発表するための場所ではありません。ウィキペディアは巨悪を糾すための場所でもありません。非主流の説は、科学者コミュニティがその説を無視している場合には、科学的主題に関する記事から除去されることがあります。それでも、広く間違いとみなされているということだけを理由に、非主流の説をウィキペディアという百科事典から排除してはいけません。上記と同じ理由で、ウィキペディアは科学者コミュニティが不合理あるいは無価値とみなすだろう考えについて、独自に合成された間違いを暴く文章を発表するための場所でもありません。非主流の説に対する批判は、批判を行っている情報源の認知度、特筆性、信頼性に応じて書かれているべきです。

ウィキペディアは未来を予測する場ではありません。現時点で受け入れられている科学的パラダイムはいつか否定されるかもしれません。現時点では論争の的あるいは不正確とみなされている仮説が、いつか科学者コミュニティに受け入れられるかもしれません(プレートテクトニクスのように)。しかしウィキペディアは、そのような予測をする場所絵はありません。もしある考えの地位が変われば、ウィキペディアにもその変化が反映されます。ウィキペディアは基本的に今日における知識のありようを扱うもので、必要に応じて過去のものも(そう明記したうえで)説明しますが、将来についての推測はしません。

査読された情報源は受容の度合いを知る役に立つ[編集]

科学や歴史、その他の学術研究に関連する非主流の説について、特筆性と受容の度合いを推し量る重要な基準のひとつが、それを主題とする査読された研究発表の有無です。査読された情報源がないからといってただちにその主題をウィキペディアから排除するべきということにはなりませんが、査読された情報源のない主題について独自研究を避けつつ充分に詳しい記事を書くには、充分な量の信頼できる情報源が必要です。学術雑誌のなかには、特定の観点を宣伝することを主な存在意義とするものがあることにも注意してください。広い研究者コミュニティによって査読されているのでない学術雑誌は、そのような雑誌が代表するグループの主張を示すのに使われる場合以外には、信頼できる情報源とはみなされません[1]

査読されていることは科学、歴史その他の学術に関する考えを扱う信頼できる情報源の重要な性質のひとつですが、科学者コミュニティによる受容の度合いと同じではありません。ある仮説が査読を通ったからといって、ウィキペディアにおいて科学的合意あるいは事実として扱ってはいけないという点は重要です。非主流の説に関する記事が一次資料(たとえ査読されたものであっても)のみによって書かれている場合、独立記事作成の目安を満たさないものとしてウィキペディアから削除されるかもしれません。同様に、ウィキペディアにおいて並外れた主張を掲載するには、とくに良質の信頼できる情報源が求められます。

情報源の明記[編集]

ウィキペディアは主に二次資料、ときには一次資料から情報を収集し、要約した三次資料になるべく作られています。調査研究に関する一次資料は本文を検証する場合だけに用いられるべきです。もし記事が一次資料のみに依っていると独自研究になってしまうため、そうするべきではありません。知名度の低い主流でない説の場合、二次資料を、信頼性をよく吟味したうえで出典にするべきです。

引用[編集]

ある見方の出所となる情報源を明示するのは、ウィキペディアの中立的な観点の方針が最低限求めていることです。編集者は同時に、検証可能で中立的な記事を作るという目的に貢献する引用と見方だけを含めることを心掛けなければなりません。論争のある、あるいは誤解を招きそうな引用を行う際には、適切に背景を説明し、意図しないうちに支持や批判をすることになってしまわないようにする必要があります。さらに、ある引用が特定の情報源に依拠し、正確で検証可能だからといって、必ずその引用を記事に掲載しなければならないということにはなりません。出典付きの引用も、記事主題に関する検証可能で中立的な説明に役立つものでなければなりません。

たとえばビッグフットに関する記事で、下記のような文章を正確に、検証可能な情報源が示された状態で引用したとしましょう。

ビッグフッド野外研究者協会は、「多分野の研究者たちがビッグフットの最も説得的な証拠を検証し、革新的な結論にたどり着いた。ビッグフットの記載に合致する大型の霊長類が北米に存在することが、ついに科学的に証明されたのだ。」と述べた。

このような論争を招く言葉を引用する際には、特定の観点に基づくものであるという背景を丁寧に説明する必要があります。記事の導入部やビッグフットの科学的評価に関する節にこの引用をそのまま含めるのは、誤解を招き、非中立的で、検証可能性を欠くものとなる可能性があるでしょう。このような引用は、ビッグフッド野外研究者協会の観点に基づくもので、必ずしも事実を述べたものではないという背景情報を、検証可能で中立的な表現で説明しない限り、記事に含めるべきではありません。編集者間の合意によって、そのような引用を含めないことになる場合もあるでしょう。

独立した情報源[編集]

非主流の説を説明したり、特筆性重要性を判断したりするための最良の情報源は、対象と独立した信頼できる情報源です。とくに、記事の中でどの程度の割合が、非主流の説のさまざまな側面に割かれるかを判断するには、まず独立した情報源での扱いに従うのがよいでしょう。独立した情報源で論じられていないような点に紙幅を割くべきではありません。独立した情報源は、非主流の説と主流の学術的主張との関係を判断するのにも必要です。

Parity of sources[編集]

Inclusion and exclusion of content related to fringe theories and criticism of fringe theories may be done by means of a rough parity of sources. However, if an article is written about a well-known topic, it should not include fringe theories that may seem relevant but are only sourced by obscure texts that lack peer review. Note that fringe journals exist, some of which claim peer review. Only a very few of these actually have any meaningful peer review outside of promoters of the fringe theories, and should generally be considered unreliable. Examples of unreliable journals include, but are not limited to: The Creation Research Society Quarterly, Homeopathy, and the Journal of Frontier Science (which uses blog comments[2] as its supposed peer review).

In an article on a fringe topic, if a notable fringe theory is primarily described by amateurs and self-published texts, verifiable and reliable criticism of the fringe theory need not be published in a peer reviewed journal. For example, the Moon landing conspiracy theories article may include material from reliable websites, movies, television specials, and books that are not peer reviewed. By parity of sources, critiques of that material can likewise be gleaned from reliable websites and books that are not peer reviewed. Of course, for any viewpoint described in an article, only reliable sources should be used; Wikipedia's verifiability policy is not suspended simply because the topic is a fringe theory.

Parity of sources may mean that certain fringe theories are only reliably and verifiably reported on, or criticized, in alternative venues from those that are typically considered reliable sources for scientific topics on Wikipedia. For example, the lack of peer-reviewed criticism of creation science should not be used as a justification for marginalizing or removing scientific criticism of creation science, since creation science itself is almost never published in peer-reviewed journals. Likewise, views of adherents should not be excluded from an article on creation science solely on the basis that their work lacks peer review. Other considerations for notability should be considered as well. Fringe views are properly excluded from articles on mainstream subjects to the extent that they are rarely if ever included by reliable sources on those subjects.

The prominence of fringe views needs to be put in perspective relative to the views of the entire encompassing field; limiting that relative perspective to a restricted subset of specialists or only among the proponents of that view is, necessarily, biased and unrepresentative.

In-text attribution[編集]

The careful use of sources is vital when writing about criticism of fringe theories. Since fringe theories may be obscure topics that few non-adherents write about, there may only be a small number of sources that directly dispute them. Care should be taken not to mislead the reader by implying that, because the claim is actively disputed by only a few, it is otherwise supported. Particularly harsh criticism should be attributed – "Philosopher A. C. Grayling dismisses intelligent design as 'a little driblet of childish ignorance; a mark of mankind's infancy'" – while simple facts – "humans and chimpanzees evolved from a common ancestor" – are best left stated simply as facts rather than recast as opinions. Be careful not to use in-text attribution carelessly to imply that only the named sources would agree. A careful use of words and the adoption of a disinterested tone will ensure that a reader is not spoonfed opinions as facts and vice versa.

Treatment of living persons[編集]

Close attention should be paid to the treatment of those who hold fringe viewpoints, since as a rule they are the focus of controversy. All articles concerning these people must comply with Wikipedia's policy on biographies of living persons (WP:BLP). Fringe views of those better known for other achievements or incidents should not be given undue prominence, especially when these views are incidental to their fame, but the WP:BLP policy does not provide an excuse to remove all criticism from a biography or to obscure a person's fringe advocacy outside of their field of expertise (see WP:PROFRINGE, WP:BLP#Balance).

There are people who are notable enough to have articles included in Wikipedia solely on the basis of their advocacy of fringe beliefs. Notability can be determined by considering whether there are enough reliable and independent sources that discuss the person in a serious and extensive manner, taking care also to avoid the pitfalls that can appear when determining the notability of fringe theories themselves. Caution should be exercised when evaluating whether there are enough sources available to write a neutral biography that neither unduly promotes nor denigrates the subject.

Mentions in other articles[編集]

Fringe views, products, or the organizations who promote them, may be mentioned in the text of other articles only if independent reliable sources connect the topics in a serious and prominent way. However, meeting this standard indicates only that the idea may be discussed in other articles, not that it must be discussed in a specific article. If mentioning a fringe theory in another article gives undue weight to the fringe theory, discussion of the fringe theory may be limited, or even omitted altogether. If no independent reliable sources connect a particular fringe theory to a mainstream subject, there should not even be a link through a see also section, lest the article serve as a coatrack.

Fringe theories should be discussed in context; uncontroversial ideas may need to be referred to in relation to fringe theories. Discussion of mainstream ideas should be sourced from reliable mainstream sources. Links to non-fringe articles in fringe articles can also help aid the reader in understanding and remove the threat of creating a walled garden. In contrast, many mainstream articles do not link to articles about fringe theories. This is the principle of one-way linking for fringe theories.

Examples
Astrology – There are plenty of reliable sources which describe how astronomy is not astrology, and so a decent article on the former may mention the latter.
Autodynamics – There are no reliable sources about special relativity which also mention autodynamics, and so a decent article on special relativity should not mention autodynamics.

Note, however, that the mainstream scientific subjects are discussed and linked to in both of the above articles about fringe subjects (the Astrology article discusses astronomy, and Autodynamics discusses special relativity).

Useful templates[編集]

  • {{Fringe theories}}
  • {{NPOV}} – There is a current dispute about the article's neutrality.
  • {{Third-party-inline}} – Inline citation to tag a specific sentence that may use a non-independent source inappropriately.
  • {{Unbalanced}}
  • {{Undue-inline}} - Inline citation to tag a source which might have been given more prominence than justifiable.
  • {{Unreliable fringe source}} – Inline citation to tag a specific sentence that may use a fringe source inappropriately.
  • {{Verify credibility}} – Inline citation for a source that may be unreliable

See also[編集]

Essays[編集]

WikiProjects[編集]

Arbitration requests[編集]

Notes[編集]

  1. ^ 査読があると自称しているというだけでは、その雑誌が評価されているあるいは意味のある査読が行われているということの証拠にはなりません。他の信頼できる情報源によって、高く評価されている査読付き雑誌として扱われていなければなりません。
  2. ^ Publisher. “JOURNAL of FRONTIER SCIENCE Peer Review Blog”. Jfspeerreview.blogspot.com. 2011年11月13日閲覧。