利用者:Uttiee56/私論
特筆性と著名性
[編集]著名性と特筆性は明確に異なる概念です。著名性とは「多くの人に知られている主題か」という証明不可能な概念であるのに対して、特筆性とは「百科事典の記事として成立する主題であるか」であり、ウィキペディアにおいては「信頼できる情報源において主題とは無関係な第三者による些細でない言及がされていること」という証明可能な定義がされています。なぜ記事立てに特筆性を要求するのかというと、ウィキペディアが出典主義を採用している以上、特筆性を満たしていなければ記事を立てた所で何も書くことができないからであって、誰にも必要とされない記事を立てるのを防ぐためではありません。ウィキペディアは紙の百科事典ではないのですから紙面の制約は受けませんし、貴方が「誰にも必要とされない記事」だと思ったとしても別の誰かはそうは思わないかもしれないのですから「誰にも必要とされない記事」であることを証明することは不可能です。過去において記事立ての基準に著名性を採用していた時期があったのかもしれませんが、現在採用されているのは特筆性の方です。もっとも記事を立てた所で大して書けることがないかもしれません。テンプレート以上のことが書けないのであれば記事立てはするべきでないと思います。