利用者:Vetalapancavimsatika/sandbox
壺中天（こちゅうてん、旧字体: 壷中天）は、
壺中之天[1]（こちゅうのてん）、壺中の天[2]、壺中の天地[3]などともいう。
故事[編集]
関連文化[編集]
壺と神仙世界を結び付ける例は、『関尹子』や[4]、東海の「三神山」（蓬莱・方丈・瀛州）が「三壺山」の異名を持つことにも見られる[5]。
後世の受容[編集]
唐詩では、李白[1]・李賀[7]・李商隠[1]らの詩に壺中天が登場する。
関連項目[編集]
- 算法少女 - 和算書。著者が壺中隠者。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 荒井健 編『中華文人の生活』平凡社、1994年。ISBN 4582482066。
- 日野龍夫「桜と日本近世漢詩」1994年、556-586頁。
- 小南一郎「壺型の宇宙」『東方學報』第61号、京都大學人文科學研究所、1989年。 NAID 110000282371。
- 武田雅哉 ; 加部勇一郎 ; 田村容子 編『中国文化 55のキーワード』ミネルヴァ書房、2016年。ISBN 9784623076536。
- 加藤千恵「楽園と庭園 桃源郷と壺中天」2016年。
- 佐々木睦「桃とヒョウタン 永遠と無限のシンボル」2016年。
- 三浦國雄『風水 中国人のトポス』平凡社〈平凡社ライブラリー〉、1995年（原著1988年）。ISBN 9784582761054。
参考文献[編集]
- 大野出『日本の近世と老荘思想』ぺりかん社、1997年。ISBN 9784831507686。
- 坂出祥伸『江戸期の道教崇拜者たち 谷口一雲・大江文坡・大神貫道・中山城山・平田篤胤』汲古書院〈汲古叢書〉、2015年。ISBN 9784762950728。
- 中野三敏「解説」『新日本古典文学大系 81 田舎荘子 当世下手談義 当世穴さがし』岩波書店、1990年。ISBN 4002400816。
- 福永光司『道教と日本文化』人文書院、1982年。ISBN 9784409410219。
- 源了圓 ; 厳紹璗 編『日中文化交流史叢書 3 思想』大修館書店、1995年。ISBN 9784469130430。
- 神田秀夫「芭蕉に於ける荘子」1995年。
- 小島泰敬「江戸思想史の中の老荘思想」1995年。
Category: