利用者:Wushi/作業部屋2

1980年代のアメリカの貿易赤字に大きく寄与したのが日本であった。2回にわたる石油危機により、重厚長大から軽薄短小へと産業構造の転換を進め、自動車や家電製品の省エネを追求した。1980年代前半の円安（んーと円安になった日米間の金利差に関する文章がいるかな）も相俟って、日本は欧米に集中豪雨的に自動車や家電製品を輸出するようになった。1980年代の日本の対米の貿易黒字はピークで198*年の**兆円（財務省貿易統計）となった。アメリカではジャパンバッシングが起こり、自動車や半導体において貿易摩擦が発生した。1985年のプラザ合意により円高への修正が決定し、日米間の貿易摩擦の解消のために、コメ、柑橘類、牛肉の対日輸出……、自動車の現地生産を行うようになった。

GDPの計算

t年の名目GDPを$nGDP_{t}$ 、実質GDPを$rGDP_{t}$ と表記する。アメリカの1936年の実質GDPは1932年のそれと比べて
$\left({\frac {rGDP_{1936}}{rGDP_{1932}}}-1\right)*100=\left({\frac {866.6}{643.7}}-1\right)*100=34.6\%$
成長したことになり、1940年の実質GDPは1936年のそれと比べて
$\left({\frac {rGDP_{1940}}{rGDP_{1936}}}-1\right)*100=\left({\frac {1034.1}{866.6}}-1\right)*100=19.3\%$
成長したことになる。

第二次世界大戦の期間における比較だと1945年の実質GDPは1940年のそれと比較して
$\left({\frac {rGDP_{1945}}{rGDP_{1940}}}-1\right)*100=\left({\frac {1786.3}{1034.1}}-1\right)*100=72.7\%$
成長したことになる5年間の年率換算だと、

$\left({\sqrt[{5}]{\frac {rGDP_{1945}}{rGDP_{1940}}}}-1\right)*100=11.6\%$
となる。

アメリカの1990年代に名目GDPは、
$\left({\frac {nGDP_{2000}}{nGDP_{1990}}}-1\right)*100=\left({\frac {9817.0}{5813.1}}-1\right)*100=69.1\%$
成長となり、同じく、実質GDPは
$\left({\frac {rGDP_{2000}}{rGDP_{1990}}}-1\right)*100=\left({\frac {9817.0}{7112.5}}-1\right)*100=38.0\%$
成長したことになる。10年間の平均成長率は名目で
$\left({\sqrt[{10}]{\frac {nGDP_{2000}}{nGDP_{1990}}}}-1\right)*100=5.4\%$
となり、実質では、

$\left({\sqrt[{10}]{\frac {rGDP_{2000}}{rGDP_{1990}}}}-1\right)*100=3.3\%$
となる。