利用者:Yoichi Azegami/下書き3
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清原 悦志 | |
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生誕 |
1931年 日本 東京都 |
死没 | 1988年 |
出身校 | 東京教育大学教育学部芸術学科構成学専攻 |
影響を受けたもの | 北園克衛、高橋正人 |
影響を与えたもの | 板東孝明、白井敬尚 |
親戚 | 清原惟(孫) |
清原 悦志(きよはら えつし、1931年〈昭和6年〉 - 1988年〈昭和63年〉)は東京都出身のタイポグラファー、グラフィックデザイナー、ブックデザイナー。
東京都出身。1955年、東京教育大学(現筑波大学)教育学部芸術学科構成学専攻卒業(高橋正人に師事)。1956年3月、東京教育大学教育学部芸術学科構成学専攻科修了卒業。[1]清原悦志デザイン室主宰、株式会社正方形主宰。清原悦志の仕事は、独特の抽象図形を駆使、近代デザインの源流を表現に生かしながら、それを頑なまでに固持して、流行的なものに左右されることのない数少ないデザイナーの一人であった。特にタイポグラファーとしての厳密さは自他共に認めるところで、ブックデザイン、エディトリアルデザインを中心に、極度に緻密な構成が、強靱なポエジーを漂わす特異な境地の開拓者であった。また一方で、日本の近代詩のリーダーの一人である北園克衛の主宰するグループVOUに参加[2]し、純粋形象としての写真や立体造形を残している。[3]
主な作品、仕事
[編集]- 「現代詩手帖」(思潮社、1966)
- 「寺山修司の戯曲」(思潮社、1969-71)
- 「思潮」(思潮社、1970-72)
- 「ダダ・シュルレアリスム 変革と伝統と時代」(思潮社、1971)[4]
- 「牧神」(牧神社、1973-78)
- 「秘版栄泉・秘版国芳」(芳賀書店、1974)
- 「吸血妖魅考」(牧神社、1975)
- 「ヴィトゲンシュタイン全集1-10」(大修館書店、1975-88)
- 「BLUE」(Edition VOU、1979)
- 「シュルレアリスム読本1-4」(思潮社、1981)
- 「北園克衛とVOU」(北園克衛とVOU刊行委員会、1988)
- 「直立猿人」(書肆季節社、1988)
- 電気化学工業会社案内・製品案内(70年代を中心に)
- 大日本印刷アニュアルレポート、会社案内、カレンダー(70年代を中心に)
- 北園克衛主催「VOU」への作品発表(1959-78)
関連人物
[編集]- 北園克衛 -
- 高橋正人 - 東京教育大学での指導教員。
- 勝井三雄 -
- 杉浦康平 -
- 板東孝明 - 武蔵野美術大学基礎デザイン学科教授。正方形グラフィックスで清原にタイポグラフィを学んだ。
- 白井敬尚 - 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授。正方形グラフィックスで清原にタイポグラフィを学んだ。
- 清原惟 - 映画監督。清原の孫にあたる。
脚注
[編集]- ^ “清原悦志の仕事展 Hommage”. ギンザ・グラフィック・ギャラリー. 2023年12月26日閲覧。
- ^ 誠文堂新光社 (2014年4月10日). “アイデア No.364”. Idea. 2023年12月26日閲覧。
- ^ “清原悦志の仕事展 Hommage”. ギンザ・グラフィック・ギャラリー. 2023年12月26日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2023年12月26日閲覧。