前みち子
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前 みち子(まえ みちこ、1951年 - )は、日本の社会学者。専門は文化論とジェンダー研究で、主に日独比較ジェンダー研究、ジェンダーと異文化間問題、トランスカルチャー研究とジェンダー、日本の近代化過程における公共圏問題と文化アイデンティティーのジェンダー分析等の分野について研究を進め、日本語とドイツ語による多数の論考を発表している。石川県出身。
略歴
[編集]- 1973年 - 金沢大学法文学部文学科卒業[1]
- 1975年 - 同大大学院 修士課程修了。大学院修了後渡独。
- 1984年 - マールブルグ大学日本語研究センター講師
- 1985年 - ザールラント州立大学にて博士号取得(最優秀博士号論文)
- 1993年 - 公募によりデュッセルドルフ大学 教授に就任
- 1995年 - デュッセルドルフ大学副学長(~2001年)
- 1999年 - デュッセルドルフ大学東アジア研究所所長
著書
[編集]表彰
[編集]- 平成28年度外務大臣表彰[2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 前みち子「Virtual International Gender Studies(VINGS)の挑戦 : 大学教育におけるトランスカルチュラリティとジェンダー研究の試み」『ジェンダー研究』第8巻、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター、2005年3月、2頁、CRID 1050282677924311040、hdl:10083/35602、ISSN 13450638。
- 金沢大学『金沢大学広報誌アカンサス 2007 No.008』(レポート)8号、金沢大学広報戦略室、2007年4月、10頁。hdl:2297/7419。 NCID AA12035868 。「【特集】地球のすべてが研究フィールド 探究心を支える「世界の研究拠点」へ」
- デュッセルドルフ大学のHPより