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前田和摩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
前田 和摩
まえだ かずま
Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Kazuma Maeda
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
大学 東京農業大学国際食糧情報学部
生年月日 (2005-01-16) 2005年1月16日(19歳)
出身地 日本の旗兵庫県西宮市
身長 177cm
体重 55kg
自己ベスト
1500m 3分52秒23(2018年)
3000m 7分57秒25(2024年)
5000m 13分46秒71(2024年)
10000m 27分21秒52(2024年)
ハーフマラソン 1時間01分42秒(2023年)
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前田 和摩(まえだ かずま、2005年1月16日 - )は、日本陸上競技選手。兵庫県西宮市出身。2024年現在、東京農業大学国際食糧情報学部在学中。

経歴

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中学校は西宮市立深津中学校、高校は報徳学園高等学校出身。

高校時代

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1年時は目立った活躍はなかったが2年時に兵庫県高校駅伝と近畿高校駅伝の1区で区間賞を獲得し、頭角を現す。3年時には高校総体で5000mに出場し日本人トップの4位に入った。1月の都道府県対抗駅伝では5区を走り区間2位だった。

大学時代

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大学1年次

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6月に行われた全日本大学駅伝関東地区選考会に出場し最終組で日本人トップ・U20日本歴代2位(当時)となる28分03秒51を記録しチームの14年ぶりの本戦出場に大きく貢献した[1][2][3]。また、この記録は全日本大学駅伝関東地区選考会における日本人最高記録であった。10月に行われた第100回箱根駅伝予選会でも日本人トップ・U20日本歴代2位となる1時間01分42秒を記録しチームの10年ぶりの出場に貢献した[4][5] 。11月の全日本大学駅伝では2区を走り31分11秒で区間3位(区間新)だった[6]第100回箱根駅伝では当初は花の2区を走る予定だったが、11月末に故障をした影響で万全ではなかったため復路の7区に出走[7]。苦しみながらも1時間04分13秒の区間13位で走った[8][9] 。3月に行われた順天堂大学競技会の3000mに出場。U20日本歴代4位の7分57秒25を記録し復調をアピールした[10]

大学2年次

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5月に開催された第108回日本陸上競技選手権大会に出場。元々はエントリーされておらず出場辞退者が現れたことによる追加出場であり、持ちタイムも出場者の中で下位だったが、27分21秒52で3位に入った[11][12][13][14]。また、このタイムはU20アジア新記録・U20日本新記録・日本人学生新記録であり記録づくめの走りとなった。

戦績・記録

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大学三大駅伝戦績

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学年
出雲駅伝
全日本大学駅伝
箱根駅伝
1年生
(2023年度)
第35回
東京農業大学
不参加
第55回
2区-区間3位
31分11秒
区間新
第100回
7区-区間13位
1時間04分13秒
2年生
(2024年度)
第36回
東京農業大学
不参加
第56回
東京農業大学
不参加
第101回
東京農業大学
不参加

自己ベスト

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関連項目

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  • 小指徹 - 東京農業大学陸上競技部男子長距離ブロック監督

参考文献

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脚注

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  1. ^ 東京農大、14年ぶりの本大会切符 ルーキー・前田が好記録「100点をあげたい」 全日本大学駅伝選考会/陸上”. サンケイスポーツ. 2024年5月4日閲覧。
  2. ^ 東農大14年ぶり出場!前田和摩U20歴代2位の激走 中央学院大まさかの失格 全日本大学駅伝関東選考会”. スポーツ報知. 2024年5月4日閲覧。
  3. ^ 城西大がトップ通過、東京農大は14大会ぶり伊勢路へ 全日本大学駅伝関東地区選考会”. 4years.. 2024年5月4日閲覧。
  4. ^ 前田和摩が箱根駅伝予選会で有言実行の日本人1位 東京農業大は10年ぶり出場決める”. 4years.. 2024年5月4日閲覧。
  5. ^ 東農大スーパールーキー前田和摩が日本人トップ「このチームで勝負したい」…10年ぶり箱根切符”. 讀賣新聞オンライン. 2024年5月4日閲覧。
  6. ^ 東農大・前田和摩スーパールーキーが2区区間新デビュー!「目に見える結果うれしい」/全日本大学駅伝”. 月陸オンライン. 2024年5月4日閲覧。
  7. ^ 【第100回箱根駅伝】期待の前田和摩は「11月末に故障」東京農業大学・小指徹監督 往路レース後インタビュー”. 文化放送. 2024年5月4日閲覧。
  8. ^ 箱根駅伝7区 報徳高出身、東農大の前田が区間13位 兵庫勢9選手が復路にエントリー”. 神戸新聞NEXT. 2024年5月4日閲覧。
  9. ^ 【箱根駅伝】東農大は総合22位 スーパールーキー前田和摩が7区で箱根デビューも消化不良”. サンケイスポーツ. 2024年5月4日閲覧。
  10. ^ 前田和摩が3000m7分57秒25 U20日本歴代4位で同い年のライバル抑え復調アピール”. 月陸オンライン. 2024年5月4日閲覧。
  11. ^ 東農大の前田和摩が激走 27分21秒52! 日本人学生最高記録、U20日本記録をダブル更新”. スポーツ報知. 2024年5月4日閲覧。
  12. ^ 「正直びっくり」東農大・前田和摩が27分21秒52で3位! U20日本記録&学生記録も更新 日本選手権1万m/陸上”. サンケイスポーツ. 2024年5月4日閲覧。
  13. ^ 東農大・前田和摩が衝撃の27分21秒52!!「余計なことを考えずひたすら前を」/日本選手権10000m”. 月陸オンライン. 2024年5月4日閲覧。
  14. ^ 【陸上】前田和摩「素晴らしい経験」27分21秒52で学生新&日本歴代5位/日本選手権1万m”. 日刊スポーツ. 2024年5月4日閲覧。[リンク切れ]
先代
田澤廉
10000m日本人学生記録
27分21秒52
次代
(記録保持者)
先代
佐藤圭汰
10000mU20アジア記録
27分21秒52
次代
(記録保持者)
先代
佐藤圭汰
10000mU20日本記録
27分21秒52
次代
(記録保持者)