劉禎
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劉禎(りゅうてい ? - 217年)は、中国後漢時代末期の武将。字は公幹(こうかん)。建安七子のひとり。曹植と共に、「建安の骨気」を代表する詩人で、「五官中郎将に贈る五首」や「従弟に贈る三首」等の詩が代表作とされている。[1]
曹操に才を見出され、丞相府の官となった。
ある日太子の曹丕が宴会を開き夫人の甄氏に挨拶をさせた。一同皆平伏したが、劉禎は頭を下げず夫人を見つめていた。不敬罪で処刑という運びになったが、罪一等を減ぜられて懲役刑となった。
脚注
[編集]- ^ 小項目事典, ブリタニカ国際大百科事典. “劉楨(りゅうてい)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年10月14日閲覧。
- ^ 「中国の思想」刊行委員会『三国志人名辞典』徳間書店、1994年11月30日、383頁。ISBN 4198602042。