功臣称号
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功臣称号(こうしんしょうごう)は中世の李氏朝鮮、現代の中国において使用される称号。
李氏朝鮮の功臣称号
[編集]李氏朝鮮では内政や政変で勲功のあった臣下に対して、功臣として処遇し、封爵ほか功臣田という田地などを給した。一例として靖国功臣、靖難功臣を見よ[1]。
中国における功臣称号
[編集]中国では英雄称号の下に、功臣称号や模範称号があり[2]、中国共産党中央委員会機関紙である『人民日報』にもしばしば記載がある[3]。
脚注
[編集]- ^ 功臣の称号、功臣田などについては宮嶋博史著『朝鮮土地調査事業史研究 』(汲古書院、1991年)533頁参照。
- ^ 人物往来社編『歴史読本 第17巻第13号』(人物往来社、1972年)46頁参照。
- ^ 一般に功臣とは王朝国家の臣下を遇する言葉であるが、中国民主同盟常任委員の周鯨文は「「功臣」とか「皇恩浩蕩」の文字を、はじめて人民日報の紙上にみたとき、反封建革命政権ともあろうものが、なんでこんな奇怪な前時代的文句を平然と使用するのか訳がわからなかったが、その後、共産政権は新型の王朝であることを理解してから、べつに不思議ではなくなった」と評している。周鯨文著、池田篤紀訳『風暴十年』(時事通信社、1959年)43頁参照。
参照文献
[編集]- 周鯨文著『風暴十年』(時事通信社、1959年)ASIN B000JARXWY
- 人物往来社編『歴史読本 第17巻第13号』(人物往来社、1972年)
- 宮嶋博史著、池田篤紀訳『朝鮮土地調査事業史研究 』(汲古書院、1991年)ISBN 9784762924279