加地学
経歴
[編集]北海道に生まれる。高等学校卒業後、4年間の会社勤めのあと、1991年、インドに旅行し手作りによる仕事に関心をもつ。1995年、森岡成好に師事。2001年、北海道留寿都村に築窯。
北海道の原土を使用し、薪窯、石炭窯、灯油窯によって作陶を行っている。薪窯による南蛮焼を中心に制作しているが、薪窯が雪に閉ざされる冬は粉引などを制作する。土を焼くという原点の大切さを忘れないプリミティブな強さが特色である[1]。
北海道のほか、首都圏や関西で個展やグループ展を開催。暮らしの中で食を楽しむための器づくりを志向し、2012年、ギャラリー「うつわノート」（埼玉県川越市）での個展[2]では、フードユニット「つむぎや」（金子健一とマツーラユタカのユニット）とのコラボレーションによる食事会を実施。また、2014年、湾岸協力理事会（GCC）の駐日大使が北海道来訪時[3]に、作品が北海道知事より参加大使に贈られた[4]。
参考文献
[編集]- 「アートな人々」『HO』第76号（2014年1月）
脚注
[編集]- ^ 松本武明「加地学展～北の国から～」（うつわノートblog：2012年9月24日）
- ^ 「加地学展～北の国から～」（会期：2012年9月15日-25日）。
- ^ 2014年6月13日、湾岸協力理事会（GCC）加盟の5か国の駐日大使が来訪し、ルスツリゾートで「GCC諸国と日本・北海道の経済交流促進フォーラム」などを開催。
- ^ 「GCC湾岸協力理事会 駐日大使 北海道御来訪」『留寿都村』。
外部リンク
[編集]- 加地学 - 北海道留寿都村の陶芸家 - ウェイバックマシン（2015年2月5日アーカイブ分）[リンク切れ]
- 加地学展～北の国から～ - うつわノート
- 日々何を食し何を考え、どう生きているか。鼓動が感じられる、加地学さんの焼き物。 - ろばの家
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