加藤哲夫 (法学者)
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加藤 哲夫(かとう てつお、1949年6月16日[1] - )は、日本の法学者(倒産処理法・民事訴訟法)、弁護士。前早稲田大学大学院法務研究科教授。東京都渋谷区出身。指導教授は櫻井孝一[2]。
来歴・人物
[編集]東京都出身[1]。1968年東京都立青山高等学校卒業、1972年早稲田大学第一法学部卒業、1977年早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、1977年早稲田大学法学部専任講師、1979年早稲田大学法学部助教授を経て、1984年早稲田大学法学部教授。また、2002年から2006年まで早稲田大学法学部長。ロースクールと学部を兼任。法学部では、倒産法ゼミの他に、民事訴訟法ゼミも担当しており、いずれも高倍率の学生からの人気が高いゼミとなっていた。2008年3月早稲田大学にて「企業倒産処理法制における基本的諸相」にて法学博士を受く[3]、2014年早稲田大学大学院法務研究科教授、2015年弁護士登録、2015年東京双和法律事務所顧問[4]、2020年早稲田大学大学院法務研究科教授を定年退職[5]。
この他に、1998年から2000年まで旧司法試験第二次試験考査委員などを務めた[6]。
研究テーマ
[編集]- 倒産法における担保権の処遇
- 個人債務者更生手続きのあり方
在外研究等
[編集]- カリフォルニア大学バークレー校ロースクール 客員研究員(1984年から1986年まで)
著書・論文等
[編集]- 『ハンドブック個人再生手続』(有斐閣)
- 『破産法[第6版]』(弘文堂)
- 『倒産判例ガイド[第2版]』(有斐閣)
- 『現代法講義・破産法』(青林書院)
- 『民事訴訟法・民事執行法・民事保全法』(法学書院)
- 『演習ノート 民事訴訟法[第5版]』(法学書院)
- 『演習ノート 民事執行法・民事保全法[第4版]』(法学書院)
- 『破産法比較条文の研究 (学術選書プラス10)』(信山社出版)
所属学会
[編集]- 日本民事訴訟法学会(理事(雑誌担当)、1995年-1998年、国内)
- 日本民事訴訟法学会(理事(大会担当)、1998年-2001年、国内)
- 日本民事訴訟法学会(理事(総務担当)、2001年-2004年、国内)
- 日本民事訴訟法学会(国際交流委員会委員、2004年-2010年、国内)
- 日本民事訴訟法学会(理事長、2010年-2013年、国内)
- 日本公証法学会(理事長、国内)
- 日米法学会
- 日本私法学会
脚注
[編集]- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.309
- ^ 高橋則夫「献呈の辞」『早稲田法学 95巻3号 第1分冊』早稲田大学法学会、2020年3月、巻頭p.2
- ^ 博論データベース
- ^ 弁護士紹介
- ^ 2019年度定年退職教員最終講義
- ^ 以上につき、「加藤哲夫教授略歴」『早稲田法学 95巻3号 第2分冊』早稲田大学法学会、2020年3月、p.858-859
外部リンク
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