加藤喜代美
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獲得メダル | ||
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日本 | ||
レスリング・フリースタイル | ||
オリンピック | ||
金 | 1972 ミュンヘン | 男子52kg級 |
アジア大会 | ||
銀 | 1970 バンコク | 男子52kg級 |
加藤 喜代美(かとう きよみ、男性、1948年3月8日 - )は、アマチュアレスリング選手。1972年ミュンヘンオリンピックレスリングフリースタイル・52キロ級(旧フライ級)金メダリスト。北海道旭川市出身。最終学歴は専修大学卒業。4年次に専修大学レスリング部主将。3学年下の1年次に長州力がいた。身長150cm代と小柄だったため、飛び上がってまで長州らを引っぱたいて折檻することもあった(長州談)という。そこから長州ら専修大学レスリング部は4年連続大学日本一になっている。これまでに10人の五輪オリンピアンを輩出。
略歴
[編集]北海道旭川商業高等学校から専修大学を経て、三信電気に入社。全日本選手権で1968~71年と4連覇を達成したが、1971年の世界選手権では6位。翌年のミュンヘンオリンピックでの下馬評も高くなかったが、初戦で前年の世界チャンピオン、モハマド・ゴルバニ(イラン)にフォール勝ちして波に乗り、その後の試合も勝ち進んで見事金メダルを獲得[1]。1964年東京五輪の吉田義勝、1968年メキシコ五輪の中田茂男に続いてこの種目三連覇を成し遂げた。
脚注
[編集]- ^ “レスリングのオリンピック日本人男子メダリストを紹介、偉大な功績を残した3選手”. 【SPAIA】スパイア (2020年5月4日). 2020年11月14日閲覧。