加賀ひとみ
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加賀 ひとみ | |
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出身地 | 日本 青森県十和田市 |
学歴 | 東京藝術大学大学院修士課程修了 |
ジャンル | クラシック音楽(オペラ) |
職業 | 声楽家 |
担当楽器 | 歌唱(メゾソプラノ) |
加賀 ひとみ(かが ひとみ)は、日本の声楽家、メゾソプラノ歌手。青森県十和田市出身[1][2]。二期会および日本声楽家協会会員[1]。聖徳大学音楽学部兼任講師[3]。共立女子大学非常勤講師[3][4]。
人物・来歴
[編集]青森県十和田市出身。八戸聖ウルスラ学院高等学校音楽科では、1987年(昭和62年)にNHK全国学生音楽コンクール声楽部門で第3位に入賞した[5]。
同校卒業後はいったん就職するが、音楽の道を諦めきれずに東京藝術大学音楽学部に進学[5]、同大学院修士課程オペラ専攻修了した[1][3]。
オペラではズボン役からカルメンまで器用にこなす。歌手としては、童謡のアレンジを中心としたリサイタルを各地で開くなど幅広く活躍している[1]。
2016年(平成28年)3月に「トム・ジョンソン《4音オペラ》」(2015年3月公演)にて、第15回佐治敬三賞(主催・サントリー芸術財団)を受賞[6][7]。
出演歴
[編集]- 新国立劇場『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル役
- 日生劇場『カプレーティ家とモンテッキ家』ロメオ役(2007年)[2]
- 東京文化会館オペラBOX 『バスティアンとハバスティエンヌ』バスティアン役
- 神奈川県民ホール開館40周年記念『水炎伝説』老女・トコヨ乙女役(2015年)
- 杉並公会堂・愛知県芸術劇場『トム・ジョンソン《4音オペラ》』メゾ・ソプラノ/コントラルト(2015年)
- ドンナ・オペラ『ドン・ジョヴァンニ』ドン・ジョヴァンニ役(2016年)
- 『セヴィリアの理髪師の結婚』ケルビーノ役(2016年)
- 東京二期会仙台公演『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ役(2016年)
- 『悲戀~ハムレットとオフィーリア』侍女役(2016年)
- クオーレ・ド・オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァ役(2016年)
- 上田市交流文化芸術センター『カルメン』カルメン役(2017年)
- 東京文化会館『椿姫(新制作)』フローラ役(2020年)[8]
脚注
[編集]- ^ a b c d “加賀ひとみ”. www.jvf.gr.jp. 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b 2007年8月19日 14:11. “加賀ひとみさんが主役のロメーオ役で出演決まる!!”. BUNKA新聞 記事ブログ. 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b c “【教員紹介】加賀ひとみ”. 聖徳大学. 2020年6月30日閲覧。
- ^ “【家政学部 児童学科】夏の保育研修会を実施しました(8月5日) | ニュース | 児童学科 - 家政学部 | 学部・短大・大学院/教育”. 共立女子大学・短期大学. 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b 2011年9月22日 13:21. “八戸聖ウルスラ学院創立80周年・音楽科45周年記念演奏会”. BUNKA新聞 記事ブログ. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “第15回(2015年度)佐治敬三賞は 「トム・ジョンソン《4音オペラ》」および 「DUOうたほぎリサイタル2015-春夏秋冬-」に決定”. サントリー. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “第15回(2015年度)佐治敬三賞をトム・ジョンソンの実験的作品《4音オペラ》が受賞‼︎本日、贈呈式と祝賀会が行われました。写真は出演の加賀ひとみと文化庁長官宮田亮平氏。”. Twitter. 二期会21@nikikai21. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “【ゲネプロレポート】東京二期会《椿姫》(新制作)開幕!”. 東京二期会特設サイト. 2020年6月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 加賀ひとみ(日本声楽家協会プロフィール)