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勝矢剣太郎(勝矢劔太郎、かつや けんたろう)は、日本の作家、翻訳家、脚本家。
町田櫻園が主催する花月園少女歌劇団の演目に名前が残っている。
- 『黒ン坊王子』(1923年6月)
- 『ほたる』(1923年7月)
- 『彌次喜多道中』(1923年9月):上演初日に発生した関東大震災のため、未演と思われる。
1927年、イギリスを訪問してロバート・ベーデン=パウエル卿へ直接、ボーイスカウト運動(スカウティング)の起源と薩摩藩の郷中教育の関係について問いただした。
「当の御本人に秘書を通じてただせば、卿は『いづれと云ふ程の確たるものがなく、只日本に負ふ処頗る多い』として私の試問に答へられてゐる。」(勝矢剣太郎著『欧州のスカウト行脚』)
- 『欧州スカウト行脚』/『欧州のスカウト行脚』(成輝堂書房、1928年)
- 『趣味の伊賀路 中大和と伊勢詣で』(笹川臨風らと共著、安進舎・趣味ノ旅叢書、1929年)