北の達人コーポレーション
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種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査等委員会設置会社 |
市場情報 | |
略称 | 北の達人 |
本社所在地 |
日本 |
本店所在地 |
〒060-0001 北海道札幌市中央区北一条西一丁目6番地 さっぽろ創世スクエア |
設立 | 2002年5月1日[1] |
業種 | 化学 |
法人番号 | 8430001028254 |
事業内容 | オリジナル健康食品、化粧品、雑貨の企画、開発、製造、販売事業 |
代表者 | 木下勝寿(代表取締役社長) |
資本金 |
2億7399万2000円 (2024年2月29日現在) |
発行済株式総数 |
1億4107万2000株 (2024年2月29日現在) |
売上高 |
連結: 146億6,586万円 単独: 133億6,909万円 (2024年2月期) |
経常利益 |
連結: 14億8,047万円 単独: 14億3,528万円 (2024年2月期) |
純利益 |
連結: 9億9,466万円 単独: 10億520万円 (2024年2月期) |
純資産 |
連結: 69億9,674万円 単独: 71億4,586万円 (2024年2月期) |
総資産 |
連結: 86億4,945万円 単独: 84億7,975万円 (2024年2月期) |
従業員数 |
連結: 253人 単独: 238人 (2024年2月29日現在) |
決算期 | 2月末日 |
会計監査人 | 清明監査法人 |
主要株主 |
木下勝寿 51.79% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4.76% THE BANK OF NEW YORK 133652 1.98% 木下浩子 1.26% 株式会社日本カストディ銀行 0.72% JPモルガン証券株式会社 0.60% 堀川 麻子 0.45% 野村證券株式会社 0.35% BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) 0.31% THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051 0.27% (2024年2月29日現在) |
主要子会社 | 株式会社SALONMOON 100.0% |
外部リンク | https://www.kitanotatsujin.com |
特記事項:第21期(2022年2月期)より連結決算 |
株式会社北の達人コーポレーション(きたのたつじんコーポレーション)は、北海道札幌市に本社を置く通信販売会社。
事業
[編集]主にインターネット上で一般消費者向けに自社オリジナルブランドの健康美容商品等を販売する「Eコマース事業」を行っている。定期購入型のビジネスモデルを採り、リピート使用されやすいものを中心に開発・選定し、試作品のモニター調査を行い、商品化するという手順を踏んでいる。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や粉末オリゴ糖が主力商品[2]。
社名には、創業の地である北の大地、北海道から高い技術と能力を持ち活躍するプロフェッショナル集団を生み出したいという思いが込められている[3]。
沿革
[編集]- 2000年(平成12年)5月 - ウェブサイト「北海道・しーおー・じぇいぴー」を立ち上げ、北海道特産の食品のインターネット販売を開始[4]。
- 2002年(平成14年)
- 2006年(平成18年)5月 - 本店を北海道札幌市北区北7条西2丁目に移転[4]。
- 2009年(平成21年)3月 - 株式会社北の達人コーポレーションに商号変更[4]。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)2月 -「北海道・しーおー・じぇいぴー」「わけありグルメニュース」「北海道わけあり市場」の3サイトの運営を譲渡する[5]。
- 2012年(平成24年)5月 - 札幌証券取引所アンビシャス市場に上場[4]。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 2月 - Jリーグ・北海道コンサドーレ札幌との間でクラブパートナー契約を締結[4]。
- 11月21日 - 東京証券取引所市場第二部へ上場[4]。
- 2015年(平成27年)
- 2018年(平成30年)8月 ‐ JPX日経中小型株指数構成銘柄に選定[4]。
- 2019年(平成31年)
- 2月 ‐ 日本経済団体連合会に入会[4]。
- 3月 ‐ 本店を札幌市中央区北1条西1丁目のさっぽろ創世スクエアに移転。[4]。
- 4月 ‐ 東京支社を開設[4]。
- 2020年(令和2年)2月 - 東京支社を増床[4]。
- 2021年(令和3年)
- 3月 - 株式会社エフエム・ノースウェーブ(現・FM NORTH WAVE)の株式の過半数を取得し、連結子会社とする[4]。
- 5月 - 株式会社ASHIGARU(現・株式会社SALONMOON)の全株式を取得し、連結子会社とする[4]。
- 2022年(令和4年)4月 - 東京証券取引所プライム市場に移行[4]。
- 2024年(令和6年)7月 - 株式会社FM NORTH WAVEの全株式を譲渡し、連結の範囲から除外[4]
事業所
[編集]特色
[編集]同社のEコマース事業は、少数アイテムに特化した販売方式を採用している。同社の有価証券報告書[6]によると、その狙いは顧客フォローを徹底し、顧客満足度の向上を重視することによって定期購入者たるリピーターを増やし、売上の着実な増加を図り、収益基盤を安定させることにある。
CSR活動
[編集]「ワールド・ビジョン・ジャパン」のチャイルドスポンサーシップ活動を行っている[7]。
主な受賞歴・評価歴
[編集]- 2006年
- 北海道IT経営表彰受賞。
- 日本のIT経営百選優秀賞受賞。
- 2008年
- 日本オンラインショッピング大賞最優秀中規模部門賞受賞。
- 2014年
- 経済産業省 中小企業IT経営力大賞の経済産業大臣賞受賞。北海道経済産業局長顕彰に選定。
- 2016年
- 札幌証券取引所 過去2回の年間功労賞に続き、年間功労賞(特別功労賞)受賞[8]。
- 2017年
- 『Japan Venture Awards2017』において、「eコマース推進特別賞」受賞[9]。
- 2019年
- アジア通販サミット2019「インターネットションピング賞」受賞[10]。
- 2020年
業績推移
[編集]回次/決算年月 | 売上高 | 経常利益 | 当期純利益 |
---|---|---|---|
第8期/2009年2月期 | 544,487 | 49,688 | 31,679 |
第9期/2010年2月期 | 683,846 | 136,996 | 79,930 |
第10期/2011年2月期 | 739,113 | 92,587 | 59,488 |
第11期/2012年2月期 | 807,771 | 141,864 | 90,099 |
第12期/2013年2月期 | 1,380,470 | 273,875 | 159,484 |
第13期/2014年2月期 | 1,782,386 | 386,158 | 236,118 |
第14期/2015年2月期 | 1,940,660 | 446,584 | 268,768 |
第15期/2016年2月期 | 2,222,440 | 393,223 | 226,777 |
第16期/2017年2月期 | 2,696,859 | 538,497 | 356,728 |
第17期/2018年2月期 | 5,292,463 | 1,403,984 | 948,370 |
第18期/2019年2月期 | 8,312,465 | 1,861,512 | 1,293,245 |
第19期/2020年2月期 | 10,093,343 | 2,923,996 | 1,974,824 |
第20期/2021年2月期 | 9,270,604 | 2,048,792 | 1,387,835 |
第21期/2022年2月期(連結) | 9,510,793 | 2,102,832 | 1,342,485 |
第22期/2023年2月期(連結) | 9,831,486 | 541,064 | 343,672 |
第23期/2024年2月期(連結) | 14,665,867 | 1,480,475 | 994,660 |
- 単位は千円。業績数値は同社提出の有価証券報告書及び同社HPより転載
テレビ番組
[編集]- 日経スペシャル ガイアの夜明け 眠れる在庫を“宝”に ~不況下の企業の駆け込み寺ビジネス~(2009年7月21日、テレビ東京)[13] - “わけあり商品”ビジネスを取材[14]。
出典
[編集]- ^ “北の達人コーポレーション 会社概要”. 北の達人コーポレーションホームページ (2013年8月31日). 2013年9月11日閲覧。
- ^ “Yahooファイナンス”. 2019年10月2日閲覧。
- ^ “北の達人コーポレーション 経営理念”. 2019年10月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w “北の達人コーポレーション 沿革”. 2024年8月1日閲覧。
- ^ “株式会社北の達人コーポレーションからの事業の一部譲受けに関する基本合意のお知らせ” (PDF). 株式会社インサイト (2010年11月16日). 2021年1月18日閲覧。
- ^ “北の達人コーポレーション IRライブラリ”. 2021年1月18日閲覧。
- ^ 北の達人コーポレーションホームページ サスティナビリティ 2017年9月14日閲覧
- ^ “札幌証券取引所「2015 年間功労賞」表彰式”. 2019年9月4日閲覧。
- ^ “Japan Venture Awards”. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “アジア通販サミット / Asia Direct Marketing Vision”. 2019年10月2日閲覧。
- ^ “Largest micro-needle cosmetic skin patch brand”. 2021年1月18日閲覧。
- ^ https://www.forbes.com/asia200/list/ Forbes ON FORBES LISTS 2020年12月14日閲覧。
- ^ 眠れる在庫を“宝”に ~不況下の企業の駆け込み寺ビジネス~ - テレビ東京 2009年7月21日
- ^ 北海道ブランドの価値を高めるものづくり - valuepress 2024年10月28日閲覧