北九州市漫画ミュージアム
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北九州市漫画ミュージアム Kitakyushu City Manga Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | 北九州市漫画ミュージアム |
専門分野 | 漫画 |
事業主体 | 北九州市 |
延床面積 | 2,330㎡[1] |
開館 | 2012年8月3日 |
所在地 |
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野二丁目14-5 |
位置 | 北緯33度53分15秒 東経130度53分5秒 / 北緯33.88750度 東経130.88472度座標: 北緯33度53分15秒 東経130度53分5秒 / 北緯33.88750度 東経130.88472度 |
最寄駅 |
北九州高速鉄道 小倉駅 新幹線口より徒歩2分 |
最寄IC | 北九州高速2号線 小倉駅北出入口 |
外部リンク | 北九州市漫画ミュージアム |
プロジェクト:GLAM |
北九州市漫画ミュージアム(きたきゅうしゅうしマンガミュージアム、英: Kitakyushu City Manga Museum )は、福岡県北九州市小倉北区浅野二丁目にある、あるあるCityという商業施設の5階・6階にある漫画博物館。
漫画文化の魅力を国内外へ向けて広く発信するとともに、街の個性づくり及びにぎわい創出を図る拠点として2012年8月3日に開館。北九州にゆかりのある漫画家の漫画原画を約10万点収蔵(2021年現在)[2]、また過去の代表的作品から現代の人気作品まで約7万冊の漫画資料を所蔵している[3]。
概要
[編集]北九州市にゆかりのある漫画家を中心に、幅広く漫画作品と関連資料を収集・保存し、漫画の特性や魅力を伝えていくための研究を行う漫画文化の拠点施設として、2012年に開館した[4]。 館内は、「見る」「読む」「描く」の3つのテーマで構成されている[5]。 常設展示では、北九州市にゆかりのある漫画家の紹介、漫画の歴史や独特の表現方法、流通など、漫画の仕組みを紹介している[6]。 「閲覧(よむ)ゾーン」では、過去の代表的作品から現代の人気作品まで約7万冊の蔵書を自由に読むことができる[7]。ただし本はすべて閲覧のみで、貸出は行っていない[5]。 イベントコーナーでは月に2回、プロの道具を使用して漫画を描くことができる「漫画体験」や「漫画スクール」が開催されている[8]。
歴史
[編集]イベント
[編集]- 漫画体験
- 月2回、漫画の模写やぬりえ、アシスタント体験など、初心者から楽しめる漫画体験教室を開催している[15]。
- 漫画スクール
- 月2回、プロの漫画家を講師とした漫画の描き方を本格に学べる体験教室を開催している[15]。
- 学芸員と巡るギャラリーツアー
- 年に4回程度開催されている企画展示に併せて、学芸員による常設展示と企画展示のギャラリートークを開催している[16]。
- 漫画読書会
- 奇数月の第三金曜日に漫画について参加者同士で語る読書会を開催している[17]。
利用案内
[編集]- 開館時間
- 11:00 - 19:00(最終入館時間18:30)
- 休館日
- 火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始など
- 入館料金(常設展)
- 一般 480円 / 中高生 240円 / 小学生 120円
- 年間パスポート
- 一般 2400円 / 中高生 1800円 / 小学生 1200円
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ 『ライブラリー・リソース・ガイド 24号』アカデミック・リソース・ガイド、2018年9月。
- ^ 「出会い探検マンガミュージアム335回」『西日本新聞』2021年1月28日、朝刊。
- ^ “北九州市漫画ミュージアムについて”. https://www.ktqmm.jp/. 2023年7月17日閲覧。
- ^ 『全国作家記念ガイド』山川出版社、2019年3月、210頁。
- ^ a b “CA1779 – 動き出した北九州市漫画ミュージアム”. https://current.ndl.go.jp/. 2023年7月25日閲覧。
- ^ 『マンガミュージアムへ行こう』岩波書店、2014年3月。
- ^ “【今日の焦点・北九州】漫画好き必見!北九州市漫画ミュージアム(令和4年8月7日放送)”. https://www.youtube.com/. 2023年7月25日閲覧。
- ^ a b 『北九州市漫画ミュージアム10年間の軌跡』北九州市、2022年8月、15頁。
- ^ 『北九州市漫画ミュージアム10年間の軌跡』北九州市、2022年8月、51頁。
- ^ 『出会い探検漫画ミュージアム : 2013.12.~2017.7.掲載紙面縮刷版』北九州市漫画ミュージアム;西日本新聞北九州本社、2018年3月、151頁。
- ^ “松本零士名誉館長の退任について”. https://www.ktqmm.jp/ (2021年6月30日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ “わたせせいぞう名誉館長が就任しました!!”. https://www.ktqmm.jp/ (2022年4月1日). 2023年7月5日閲覧。
- ^ “わたせせいぞう氏、北九州市漫画ミュージアムの名誉館長に就任”. https://www.asahi.com/?iref=pc_gnavi/ (2022年4月2日). 2023年7月25日閲覧。
- ^ “当初案は「松本零士資料館」…松本さんが「待った」をかけた理由”. /=https://www.nishinippon.co.jp/ (2022年8月3日). 2023年7月25日閲覧。
- ^ a b “4月~7月◆漫画体験・漫画スクールのお知らせ”. https://www.ktqmm.jp (2022年11月1日). 2023年5月22日閲覧。
- ^ “学芸員と巡るギャラリーツアー特別企画のご案内”. https://www.ktqmm.jp (2023年2月13日). 2023年5月22日閲覧。
- ^ “【漫画読書会】年間スケジュール”. https://www.ktqmm.jp (2023年4月1日). 2023年7月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 北九州市漫画ミュージアム (ktqmm2012) - Facebook
- 北九州市漫画ミュージアム (@ktqmm) - X(旧Twitter)