北原耕也
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北原 耕也(きたはら こうや、1943年 - )は、日本の作家。
宮城県牡鹿郡蛇田村(現石巻市)出身。仙台市在住。
大学を中退して演劇の世界に身を投ずる。その間、十指に余る職業を経験。この体験から、長く労働組合運動に関わる。のちに一線を退き、作家。小説のほか、ノンフィクション、文芸評論など幅広い分野で執筆活動をおこなっている。
日本民主主義文学会会員。
2011年3月11日、仙台市若林区にいて東日本大震災に遭遇。その体験と大勢の児童・教師が犠牲になった郷里石巻市の市立大川小学校の惨事から、管理下にあった児童・生徒全員が助かった釜石市への取材を思い立ち、ルポルタージュ『津波の町に生きる』を執筆、出版する。
著書
[編集]- ルポルタージュ『津波の町に生きる-釜石の悲劇と挑戦』(2011年12月、本の泉社)[2]
- 長編小説『霜天の虹』(2012年6月、本の泉社)[3]
- ルポルタージュ『原発ドリーム-下北・東通村の現実』(2012年11月、本の泉社)[4]
脚注
[編集]- ^ 『さすらいびとのフーガ』 ISBN 978-4780704198
- ^ 『津波の町に生きる-釜石の悲劇と挑戦』 ISBN 978-4780707359
- ^ 『霜天の虹』 ISBN 978-4780706994
- ^ 『原発ドリーム ―下北・東通村の現実』 ISBN 978-4780709087