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北本秀樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

北本 秀樹(きたもと ひでき、1954年1月22日[1] - )は北海道札幌市出身[2]チェリスト。現在サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーである。

1969年に桐朋学園高等学校に入学、チェロを青木十良[3]、室内楽を斎藤秀雄に師事した。その後桐朋学園大学のディプロマコースを経て1973年に第42回日本音楽コンクール・チェロ部門で第2位となった[4]。1975年に東京フィルハーモニー交響楽団に入団、1977年にはジュリアード音楽院文化庁の海外派遣研究生として派遣された。1980年の第15回民音室内楽コンクールで優勝した[2]

1984年3月16日に新宿文化センターで行った下山一二三の作曲したWAVEの演奏は朝日新聞で絶賛された[5]

1988年に香港で行われた第12回アジア芸術祭に出場、1994年にチューリッヒ室内管弦楽団が来日した際にソリストを務めた[6]

1996年に21年間首席奏者を務めた東京フィルハーモニーを退団している[2][7]

2003年に事故に遭い当初同年6月に予定されていた岡山潔服部芳子川崎和憲との弦楽四重奏コンサートが11月に延期された[8]

現在、桐朋学園大学、桐朋芸術短期大学、日本大学、山形大学、洗足学園音楽大学において講師をつとめる。

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.506
  2. ^ a b c 弦楽器指導陣”. 洗足学園音楽大学. 2011年2月19日閲覧。
  3. ^ 新星堂チェーン・CDショップ・グッディーズ新譜情報”. melma!. 2011年5月4日閲覧。
  4. ^ 入賞者一覧”. 日本音楽コンクール. 2011年2月19日閲覧。
  5. ^ 藤井たぎる. “創作ノート”. 2011年5月4日閲覧。
  6. ^ トレーナーの紹介”. 首都大学東京管弦楽団. 2011年5月4日閲覧。
  7. ^ エプソンクラシックCD 和波孝禧”. EPSON. 2011年5月4日閲覧。
  8. ^ エレオノーレ弦楽四重奏団” (2003年). 2011年2月19日閲覧。