北村 (北海道)
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きたむら 北村 | |||||
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廃止日 | 2006年3月26日 | ||||
廃止理由 |
編入合併 栗沢町、北村 → 岩見沢市 | ||||
現在の自治体 | 岩見沢市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道 空知支庁 | ||||
郡 | 空知郡 | ||||
市町村コード | 01421-4 | ||||
面積 | 96.49 km2 | ||||
総人口 |
3,635人 (住民基本台帳、2005年12月末日) | ||||
隣接自治体 |
岩見沢市、美唄市、 樺戸郡月形町、 江別市、石狩郡新篠津村 | ||||
村の木 | イチイ(オンコ) | ||||
村の花 | あやめ | ||||
北村役場 | |||||
所在地 |
〒068-1292 北海道空知郡北村字赤川593番地の1 | ||||
座標 | 北緯43度15分44秒 東経141度41分45秒 / 北緯43.26222度 東経141.69594度座標: 北緯43度15分44秒 東経141度41分45秒 / 北緯43.26222度 東経141.69594度 | ||||
ウィキプロジェクト |
北村(きたむら)は、北海道空知支庁管内中部にあった村。農業で栄えた。
2006年(平成18年)3月27日、栗沢町とともに岩見沢市に編入合併された[1]。
地理
[編集]北村全体は山地や丘陵などが全く見られない坦々たる平地である[2]。最高点は赤川開拓団地奥の標高14.8メートル、最低点は砂浜の9メートルで、その高低差は5.8メートルに過ぎない[3]。
隣接していた自治体
[編集]村名の由来
[編集]1893年に同地にて農場を開設した北村雄治の「北村」から村名が採られた[5]。
村内の地名は、北海道内の他市町村と比較して、アイヌ語に由来するものが非常に少ない[6]。理由としてはアイヌの定住者がいなかったことと、土地があまりにも平坦で特徴に乏しかったことが考えられる[6]。
沿革
[編集]- 1883年 - 札幌から来た滝本嘉助が樺戸集治監看守として初の入植。
- 1893年 - 山梨の北村雄治が北村農場を開設[5]。
- 1900年 - 空知郡岩見沢村(現岩見沢市)から分村。
- 1919年 - 二級町村制。
- 2006年3月27日 - 岩見沢市へ編入[1]。
北村の地質
[編集]石狩川や美唄川の沿岸は沖積層であり、土地が肥沃なことから、最初に開拓が着手された[4]。
川から遠ざかるにつれて土質は半泥炭となり、岩見沢に近づくほど泥炭層が厚くなって、低位泥炭地から高位泥炭地に移行する[4]。
泥炭地の面積は約6000ヘクタールで、村内の約6割を占めていた[4]。
姉妹都市・提携都市
[編集]経済
[編集]基幹産業は農業(稲作)。
教育
[編集]- 中学校
- 岩見沢市立北村中学校(旧・北村立北村中学校)
- 小学校
- 岩見沢市立北村小学校(旧・北村立北村小学校)
交通
[編集]バス
[編集]道路
[編集]施設・名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]社会教育施設等
[編集]- 北村中央公民館
- 豊正地区公民館
- 豊里地区公民館
- 共栄地区公民館
- 幌達布地区公民館
- 赤川地区公民館
- 東地区公民館
- 豊里地区コミュニティーセンター
- 美唄達布地区コミュニティーセンター
- 砂浜地区コミュニティーセンター
- 北村農村環境改善センター
- 北村農業者トレーニングセンター
- 北村温水プール
- 北村野球場
- 北村多目的体育館「土里夢」
- 東地区自然体験宿泊学習館「ぱる」
- 北村農業資料館
- 啄木の歌碑と鹿子百合の碑
公共施設等
[編集]- 北村高齢者福祉センター「えみる」
- 北村休養施設「やすらぎ温泉」
- 北村上水道配水池
- 北村農業技術拠点施設
- 北村農業試験圃
- 北村農業加工研究センター
- 北村農業廃棄物処理施設
- 北村農業集落排水処理施設
- 北村米感想調整施設「きたむら」
保育所
[編集]- 中央保育所
- 幌達布保育所(2021年度から休所、2023年度末で廃止[7])
- 豊正保育所
- 東保育所
公園
[編集]- 森森ヘルシー公園
- ヘラブナ公園
- ふれあい公園
産業
[編集]- いわみざわ農協北村支所
- いわみざわ農協大富支所
- 北村商工会
- 北村赤川鉱山
郵便局・消防・警察
[編集]- 北村郵便局
- 岩見沢地区消防事務組合北支署
- 岩見沢警察北村警察駐在所
その他
[編集]出身の有名人
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “新 岩見沢市 境界消え合併実感 看板や施設表示付け替え”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2006年3月27日)
- ^ 北村村史 1960, p. 81.
- ^ 北村村史 1960, pp. 81–82.
- ^ a b c d e 北村村史 1960, p. 82.
- ^ a b 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 143. ISBN 4893637606. OCLC 40491505 2018年10月16日閲覧。
- ^ a b 北村村史 1960, p. 146.
- ^ 岩見沢・幌達布保育所を廃止に 市教委が方針 美流渡も協議へ 2023年2月21日、北海道新聞
参考文献
[編集]- 『北村村史』北海道空知郡北村役場、1960年10月1日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 行政
- 北村ホームページ ※現在は北村地域審議会のみ更新