北海道 女だけの相撲大会

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北海道 女だけの相撲大会(ほっかいどう おんなだけのすもうたいかい)は、北海道福島町で毎年5月の母の日[1]に開催される相撲大会。

福島町は、千代の山千代の富士の2横綱を輩出した町である[2][3]。この相撲大会は、その福島町にある川濯神社(福島大神宮の末社で女性守護の神を祀る)が1991年に創建500年を迎えた際に、およそ10年ぶりに催されることになった奇祭である〈女だけの祭礼行列〉の奉祝奉賛行事として、福島大神宮境内の鏡山公園にある土俵で開始されたもので[4]、毎年5月の第2日曜日(母の日)に開催されている[5]

競技に参加できるのは、18歳以上の女性に限られる[6]。福島町観光協会が主催しており[6]、北海道、福島町、福島町商工会、北海道新聞函館支社、函館新聞社などが後援している[7]2003年まで弟子屈町で全道女相撲選手権大会が行われていたために、第13回までは〈南北海道女だけの相撲大会〉という名称で開催されていた[8][9]

脚注[編集]