北砂七丁目質店経営者夫婦強盗殺人事件
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北砂七丁目質店経営者夫婦強盗殺人事件(きたすなななちょうめしちてんけいえいしゃふうふごうとうさつじんじけん)は、2002年(平成14年)12月に東京都江東区で質屋を経営する夫婦(事件当時、夫:78歳、妻:74歳)が店舗兼自宅で殺された未解決事件[1]。
概要
[編集]2002年(平成14年)12月8日深夜から降り始めた雪は9日の夕方には小降りになったものの、電車が運休して一部の学校が休校するなど、交通機関は終日混乱し、12月としては都内では記録的な大雪となった。
その大雪が残る12月10日午前10時25分ごろ、江東区北砂7丁目の店舗兼自宅で、同じ敷地の別棟で住む夫婦の家族が心配して様子を見に、合鍵を使って室内に入ったところ、寝室で殴られて頭から血を流して倒れて死亡しているのを発見した。凶器は室内にあった、象牙の置物で、室内はロッカーや整理ダンスが荒らされていた。犯人は風呂場の窓ガラスを「突き破り」という手口を使い割った上で「戸外し」と言う手口で窓枠を外し、土足で侵入したとみられ、ドアを足でけ飛ばした運動靴の跡があった。この事から警視庁は盗みのプロが犯行に及んだと見ている[2]。
事件発覚の前日の12月9日の午後8時30分頃、近所の会合から帰る2人の元気な姿が確認されている。
関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “北砂七丁目質店経営者夫婦強盗殺人事件”. keishicho.metro.tokyo.jp. 警視庁 (2016年12月25日). 2018年1月22日閲覧。
- ^ “「戸外し」「突き破り」 盗みのプロの犯行か 質店夫婦強盗殺人事件”. nhk.or.jp. 日本放送協会. 2018年1月22日閲覧。[リンク切れ]