北野熊喜男
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人物情報 | |
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生誕 |
1907年2月13日 日本大阪府大阪市北区 |
死没 | 1989年6月3日 (82歳没) |
学問 | |
研究分野 | 経済学 |
研究機関 | 神戸経済大学、和歌山高等商業学校、福島経済専門学校、神戸経済大学、神戸大学、大阪大学、神戸学院大学 |
学位 | 経済学博士 |
北野 熊喜男(きたの ゆきお、1907年2月13日 - 1989年6月3日[1])は、日本の経済学者。神戸大学名誉教授。
経歴
[編集]1907年、大阪府大阪市北区堂島生まれ。1918年(大正7年)に大阪市立天王寺商業高等学校を卒業し、神戸高等商業学校(現神戸大学)に進んだ。1928年(昭和3年)に同校を卒業[2]。続いて京都帝国大学経済学部に進み、1932年に卒業。
卒業後は、1933年から1935年まで京都帝国大学経済学部副手を務めた。同1933年より同志社高等商業学校講師、1936年からは教授。1939年より和歌山高等商業学校講師、同年教授昇進。1945年より福島経済専門学校教授を務めた。1947年に神戸経済大学教授となり、1949年からは大阪大学教授を兼任した(1954年まで)。1950年に神戸経済大学が閉校となったため[3]、神戸大学経済学部教授。1957年に学位論文『経済社会学の基本問題』を神戸大学に提出して経済学博士号を取得。1968年からは経済学部長を務めた。1970年に神戸大学を定年退官し、名誉教授となった。その後は神戸学院大学教授として教鞭をとり、1985年に退任した。
学界では、1981年から1984年まで経済社会学会会長を務めた。また、日本学術会議会員に選出された[4][5]。
研究内容・業績
[編集]著作
[編集]著書
[編集]編著
[編集]- 『経済学教材』編 三和書房 1951
- 『経済学説全集 第10巻 近代経済学の展開』編 河出書房 1956
翻訳
[編集]- ウイクセル『価値資本及地代』日本評論社 1937
- ウイクセル『利子と物価 貨幣の交換価値決定原因に関する研究』服部新一共訳 日本評論社 1939 日本経済評論社 1984
- ミイド『競争・独占・計画経済』訳編 敞文館 1943
- ピグウ『計画経済と資本経済』増進堂 計画経済論叢 1944
- バロオネ計画経済の均衡理論 計画経済論叢』訳編 増進堂 1944
- J.E.ミイド『経済学入門 分析と政策』木下和夫共訳 東洋経済新報社 1952
- A.C.ピグウ『社会主義対資本主義』東洋経済新報社 1952
記念論文集
[編集]脚注
[編集]- ^ 『人物物故大年表』
- ^ 北野熊喜男『出身県別 現代人物事典 西日本版』p871サン・データ・システム 1980年
- ^ 1949年5月に国立学校設置法公布されたことに伴い、神戸経済大学は神戸大学に吸収合併。
- ^ 「北野熊喜男博士略歴・著作目録 (北野熊喜男博士記念号)」『国民経済雑誌』第122巻第5号、神戸大学経済経営学会、1970年11月、112-115頁、doi:10.24546/00171366、hdl:20.500.14094/00171366、ISSN 03873129、CRID 1390009224925990656。
- ^ 「歴代会長・顧問・名誉会員」経済社会学会
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