医療品質・効率性研究機構
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医療品質・効率性研究機構(Institute for Quality and Efficiency in Healthcare、IQWiG、ドイツ語: Institut für Qualität und Wirtschaftlichkeit im Gesundheitswesen)とは、ドイツ連邦政府のエージェンシー。医療技術、医薬品、非薬物療法(外科手術など)、診断およびスクリーニング検査手法、治療および管理について、品質と効率性を評価する。またIQWiGは患者や市民グループに対して、健康情報の提供も行っている。
IQWiGは、ドイツ連邦保健省と連邦合同委員会のみに責務を持っており、医薬品産業とは独立している[1]。IQWiGの費用は医療保険基金より賄われている[1]。
構造
[編集]IQWiGは2004年にPeter Sawicki医師のリーダーシップにより設立され、2010年7月にはJürgen Windeler医師に引き継がれた。副代表にはStefan Lange医師が就任した。
IQWiGの部署は以下に分かれており、部署ごとに報告書が提出される。
- Drug Assessment
- Non-Drug Interventions
- Quality of Health Care
- Medical Biometry
- Health Economics
また一般的な健康情報について、Health Information部署により平易な文章で追って提出される。 加えて、これらの部署をサポートする Administration and Communication部門がある。
脚注
[編集]- ^ a b “Contracting agencies and funding of IQWiG”. IQWiG. 2014年5月1日閲覧。
関連項目
[編集]- 医療技術評価(HTA)
- 英国国立医療技術評価機構(NICE)
- 根拠に基づく医療(EBM)
- ドイツの医療