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十普寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
十普寺
臺北十普寺
臺北十普寺
所在地 台湾台北市中正区
山号 城南山
本尊 阿弥陀仏釈迦牟尼仏薬師仏
創建年 明治38年(1905年
正式名 城南山十普寺
札所等 台湾三十三観音霊場第2番
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十普寺(じっぷじ)は、台湾台北市中正区に位置する寺院。本尊は阿弥陀仏釈迦牟尼仏薬師仏

歴史

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日本統治時代明治38年(1905年)に、台北古亭で浄土真宗本願寺派の布教所として建立された。大正3年(1914年)に、了覚寺(りょうがくじ、旧字体は了覺寺)の寺号公称を許可された。寺号は明治43年(1910年)に廃寺となった「京都下京区油小路花屋町上ル西若松町」了覚寺の寺号に由来する。また、同寺伝来の法宝物を下付された。山号は城南山。

戦後、十普寺と改称、その後、何度か建て替えられ、現在はビル型寺院である。

佐久間左馬太と了覚寺

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台湾総督佐久間左馬太は本堂新築の際に金を寄付し、竣工の際に揮亳の「了覚寺」額面を奉納した。さらに総督退官後、自筆「汎愛」の額面を贈った。

昭和2年(1927年)、故総督十三回忌追弔法要を兼ね、境内に胸像を建てた。佐久間伯爵家よりは、総督遺品の軍刀・軍帽・軍服を寺宝として寄贈された。

アクセス

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参考文献

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  • 『真宗本派本願寺台湾開教史』、真宗本派本願寺台湾別院、1935年

関連項目

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