十普寺
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十普寺 | |
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臺北十普寺 | |
所在地 | 台湾台北市中正区 |
山号 | 城南山 |
本尊 | 阿弥陀仏・釈迦牟尼仏・薬師仏 |
創建年 | 明治38年(1905年) |
正式名 | 城南山十普寺 |
札所等 | 台湾三十三観音霊場第2番 |
十普寺(じっぷじ)は、台湾台北市中正区に位置する寺院。本尊は阿弥陀仏・釈迦牟尼仏・薬師仏。
歴史
[編集]日本統治時代の明治38年(1905年)に、台北古亭で浄土真宗本願寺派の布教所として建立された。大正3年(1914年)に、了覚寺(りょうがくじ、旧字体は了覺寺)の寺号公称を許可された。寺号は明治43年(1910年)に廃寺となった「京都下京区油小路花屋町上ル西若松町」了覚寺の寺号に由来する。また、同寺伝来の法宝物を下付された。山号は城南山。
戦後、十普寺と改称、その後、何度か建て替えられ、現在はビル型寺院である。
佐久間左馬太と了覚寺
[編集]台湾総督・佐久間左馬太は本堂新築の際に金を寄付し、竣工の際に揮亳の「了覚寺」額面を奉納した。さらに総督退官後、自筆「汎愛」の額面を贈った。
昭和2年(1927年)、故総督十三回忌追弔法要を兼ね、境内に胸像を建てた。佐久間伯爵家よりは、総督遺品の軍刀・軍帽・軍服を寺宝として寄贈された。
アクセス
[編集]参考文献
[編集]- 『真宗本派本願寺台湾開教史』、真宗本派本願寺台湾別院、1935年