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千宗室 (16代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千政之から転送)
せん そうしつ

千 宗室
生誕 千 政之 (せん まさゆき)
(1956-06-07) 1956年6月7日(68歳)
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人大和民族
出身校 同志社大学文学部心理学科卒業
職業 茶道家
配偶者 容子内親王
子供 長男:chori(キクチ・ミョンサ)
(戸籍名:菊地明史)
長女:阪田万紀子
次男:千敬史
父:千玄室
母:千登三子
親戚 甥:伊住公一朗
甥:伊住禮次朗
公式サイト 公式ウェブサイト
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千 宗室(せん そうしつ、1956年昭和31年〉6月7日[1] - )は、茶道裏千家家元16代玄黙宗室で斎号は坐忘斎。本名政之。若宗匠時代は宗之。裏千家の家元は代々『宗室』を襲名する。

経歴

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父は、千玄室(15代汎叟宗室・鵬雲斎 )。母は、登三子。妻は、三笠宮崇仁親王同妃百合子の第2女子・容子内親王。弟は、伊住政和。子は、長男・chori(チョリ。戸籍名・菊地明史(きくちあきふみ)、詩人2014年12月分家[2]2024年8月20日肺炎で死去)、長女・阪田万紀子(葵祭・第54代斎王代[3])、次男・敬史(若宗匠、千宗史[4][5])の2男1女がいる。甥に伊住公一朗伊住禮次朗(亡弟政和の息子)。

同志社大学文学部心理学科卒業。大徳寺にて参禅得度。斎号坐忘斎を授く。2003年平成14年)に第16代家元となり、宗室を襲名。文筆家として知られ、随筆集を多数著している。またジャズSFにも興味を示すなど、従来の「茶道家元」の枠に収まらない活動を展開している。2019年(平成31年/令和元年)春、紫綬褒章を受章[6]

京都造形芸術大学教授、学習院女子大学客員教授。日本ペンクラブ会員。立命館大学父母後援会会長。

法然院貫主梶田真章、在フランス特命全権大使伊原純一京都銀行頭取土井伸宏とは京都教育大学附属高等学校の同期。

著書

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  • 書庫のなかから 1-2 千政之 淡交社 1984-1986
  • まずは一服 千宗之 主婦の友社 1987.7
  • 坐忘閑談室 千宗之 淡交社 1989.4
  • 六角形の部屋 悩みのひととき 千宗之 角川書店 1991.7
  • 食べたつもりで 千宗之 淡交社 1992.7
  • 若宗匠の双鶴居日月 写真随筆集 千宗之 スタジオ・シップ 1995.2
  • 味見三昧 食をめぐる24の随想 千宗之 主婦の友社 1996.5
  • おいしい台詞 千宗之 小池書院 1997.12
  • ほおづえついて 千宗之 京都新聞社 1998.2
  • 小川日記 某月某日 千宗之 淡交社 1998.5
  • 母の居た場所 千宗之 中央公論新社 2000.2 のち文庫
  • 私の二十四節気日記 千宗之 中央公論新社 2002.11
  • 『昨日のように今日があり』(講談社 2006)
  • 自分を生きてみる 一期一会の心得 中央公論新社 2008.5
  • 京都あちこち独り言ち 淡交社 2009.10
  • 裏千家茶道点前教則 1-11 淡交社 2010-2011

共著

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  • 大徳寺 高田明浦 淡交社 2007.12 古寺巡礼京都

脚注

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外部リンク

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