南部外茂起
| 南部 外茂起 | |
|---|---|
| 生誕 |
1893年4月8日 日本 東京府 |
| 死没 | 1988年10月18日（95歳没） |
| 所属組織 |
 大日本帝国陸軍 |
| 軍歴 | 1914年 - 1945年 |
| 最終階級 |
 陸軍少将 |
南部 外茂起（なんぶ ともき[1]、1893年（明治26年）4月8日[2] - 1988年（昭和63年）10月18日[2]）は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。
経歴[編集]
1893年（明治26年）に南部頼精の次男として生まれ[3]、叔父・南部辰丙陸軍中将の養子となった[3]。陸軍士官学校第26期卒業[2]。1938年（昭和13年）6月に第11軍高級副官に就任して日中戦争に出動し[1][2]、1940年（昭和15年）3月9日に陸軍歩兵大佐に進級した[1]。同年8月1日に歩兵第157連隊長（東部軍・第61独立歩兵団）に転じ[1][2]、第61独立歩兵団を基幹に第61師団（第13軍）が編制されると[2]、南京に駐屯し同地の守備に任じた[2]。
1945年（昭和20年）2月20日に歩兵第55旅団長（第60師団）に就任し[2]、6月10日に陸軍少将に進級[1]。蘇州周辺の守備に任じて終戦を迎えた[2]。
1947年（昭和22年）11月28日、公職追放仮指定を受けた[4]。
脚注[編集]
参考文献 [編集]
- 人事興信所 編『人事興信録. 第8版(昭和3年)』人事興信所、1928年。
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。