南部家文書
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南部家文書(なんぶけもんじょ)は、奥州南部氏に伝えられる文書。
- 八戸(遠野)南部家文書 1984年(昭和59年)に重要文化財の指定を受けた八戸(遠野)南部家文書[1]。
- 三戸(盛岡)南部家文書 盛岡市中央公民館に所蔵されている南部信直以後の文書。
- 1939年 (昭和14年)吉野朝史蹟調査会によって刊行された書籍[2] 。
八戸(遠野)南部家文書
[編集]八戸南部氏所伝の文書。慶長19年(1614年)に没した20代八戸直政の時代までの中世文書243通と南部八戸家系図・八戸家伝記・家伝記選用集(1巻・7冊)が、1984年に国の重要文化財に指定された。243通の中世文書は掛軸、巻子等に改装されず、すべて未表具の状態で伝わっており、南北朝時代の奥州の情勢にかかわる貴重な史料を含む。東京都の個人蔵。[3]
三戸(盛岡)南部家文書
[編集]中世三戸南部家の家伝伝書は、1539年(天文 8年)本三戸城の炎上のさいに、類焼、多くを失ったとされている。
脚注
[編集]- ^ 昭和59年6月6日文部省告示第85号
- ^ 国会図書館サーチ 南部家文書
- ^ 「新指定の文化財」『月刊文化財』249号、第一法規、1984
参考文献
[編集]- 青森県史編さん中世部会『青森県史 資料編 中世 1 南部氏関係資料』青森県、2004年3月31日。