南鉄太郎
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南 鉄太郎(みなみ てつたろう、1887年(明治20年)3月29日[1] - 1944年(昭和19年)9月8日[2])は、日本の衆議院議員。海軍軍人。弁護士。
経歴
[編集]兵庫県三原郡賀集村(現在の南あわじ市)出身。1912年(明治45年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業[3]。同大学院で学んだ後、海軍経理学校乙種学生を修了した[4]。海軍では中主計から主計少佐に至った[4]。その間、第十二駆逐隊主計長、臨時南洋群島防備隊附、砲艦「伏見」乗員、海軍経理学校教官、同監事を歴任した[4]。1924年(大正13年)に予備役に編入された後は、弁護士を開業した[3]。
1942年(昭和17年)、第21回衆議院議員総選挙(いわゆる「翼賛選挙」)に兵庫2区(当時)から翼協非推薦で出馬し、当選を果たした[5]。
2年後の1944年(昭和19年)、現職のまま死去した。
親族
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第14版(下)』人事興信所、1943年。
- 『衆議院要覧(乙) 昭和十七年十一月』衆議院事務局、1942年。
- 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。