単板綱
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単板綱 | ||||||||||||
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コペンハーゲン大学動物学博物館にあるNeopilina galatheae のホロタイプ標本
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分類 | ||||||||||||
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学名 | ||||||||||||
Monoplacophora Odhner, 1940 | ||||||||||||
目 | ||||||||||||
Tryblidiida |
単板綱(たんばんこう、 学: Monoplacophora)は軟体動物の綱の一つ。絶滅群であると考えられていたが、1952年、深海海底から発見された。現在まで十数種の現生種が発見されている。Monoplacophora は「一つの殻を持つもの」を意味する。現生種は深海底に住む。
単板類の生態はあまりわかっていない。殻は一枚であり、丸く、左右対称である。ヒザラガイ(多板綱)やカサガイ(腹足綱)の殻に似る。殻は薄くもろい。殻の頂点は前方に向く。
各器官には体節様の繰り返しが認められる。この体節制は環形動物の体節制に類似しており、両動物群の関係を暗示していると発見当時は考えられた。
筋肉質の円盤状の足で移動する。左右に5~6対存在する鰓によって呼吸を行う。
頭部に目や触角を欠く。泥やデトリタスを食べているものと考えられている。
Neopilina galatheae が1952年に現生種として初めて発見された。それ以前に古生代の化石が報告されている。体長は0.5~3.0cm程度。
分類
[編集]ITIS(Integrated Taxonomic Information System)による
- 目:Tryblidiida
- 科:Laevipilinidae
- 属:Laevipilina McLean, 1979
- 種:Laevipilina hyalina J. H. McLean, 1979
- 属:Laevipilina McLean, 1979
- 上科:Tryblidioidea
- 科:Neopilinidae
- 属:Neopilina Lemche, 1957
- 種:Neopilina galatheae
- 属:Neopilina Lemche, 1957
- 科:Tryblidiidae
- 科:Neopilinidae
- 科:Laevipilinidae