占部城太郎
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占部 城太郎(うらべ じょうたろう、1959年 - )は、日本の生態学者。
人物
[編集]横浜生まれ。
2003年より東北大学大学院生命科学研究科 群集生態分野(水圏生態)教授[1]。
研究分野
[編集]- 奥多摩湖や琵琶湖など湖沼生態系を対象に、プランクトンを中心とした生物間相互作用や群集の構造や機能に関する研究に従事[1]。成長繁殖をリン、窒素、炭素の量と構成比で記述することで生活史と物質循環を結びつけ、生態化学量論の基盤と発展に寄与した[2][3]。
履歴
[編集]- 1982年 東京水産大学資源増殖学科卒業[1]
- 1987年 東京都立大学理学研究科博士課程 単位取得退学
- 1987年 千葉県立中央博物館 学芸研究員
- 1988年 東京都立大学 理学博士
- 1993年 東京都立大学 (1949-2011) 理学部生物学教室 助手
- 1994年 ミネソタ大学 生態進化行動学教室 客員研究員
- 1995年 京都大学生態学研究センター 助教授
- 2003年 東北大学 大学院生命科学研究科 教授
- 2019年-2022年 日本学術振興会学術システム研究センター 専門委員(生物班)
受賞等
[編集]- 2001年 生態学琵琶湖賞(滋賀県)[2]
- 2014年 生態学会賞[4]
- 2018年 ASLO Fellow[5] (米国 先進陸水海洋学会)
所属学会
[編集]- 日本生態学会(2018~2020: 第19期学会長)[6]
- 日本陸水学会(2022~ : 第17代会長)[7]
- 応用生態工学会(2022~第13・14期会長)[8]
- ASLO 米国 先進陸水海洋学会
- 米国生態学会
- 英国生態学会
脚注
[編集]- ^ a b c “占部 城太郎|東北大学 大学院 生命科学研究科”. www.lifesci.tohoku.ac.jp. 2020年4月10日閲覧。
- ^ a b “生態学琵琶湖賞|滋賀県ホームページ”. 滋賀県ホームページ. 滋賀県. 2020年4月10日閲覧。
- ^ 占部城太郎 (8 2003). “プランクトン群集の栄養動態と環境変化の化学量効果”. 日本プランクトン学会報 502. ISSN 03878961 .
- ^ “日本生態学会賞歴代受賞者”. www.esj.ne.jp. 2020年4月10日閲覧。
- ^ “ASLO Fellows 2018” (英語). ASLO. 2024年3月11日閲覧。
- ^ “researchmanship 占部城太郎”. 科学技術振興機構. 2020年5月10日閲覧。
- ^ “学会役員 – 日本陸水学会”. 2024年3月11日閲覧。
- ^ “応用生態工学会”. www.ecesj.com. 2024年3月11日閲覧。