原田三朗
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原田 三朗(はらだ さぶろう、1935年 - 2017年12月24日)は、日本の新聞記者。駿河台大学名誉教授。専門は公務員倫理。
1935年、東京都赤坂で生まれる[1]。1959年、東京大学文学部を卒業後、科学技術庁を経て、1960年に毎日新聞社に入社する[1]。1966年、南イリノイ大学大学院ジャーナリズム研究科へ留学するが、翌年復職[1]。1975年、毎日新聞社会部副部長、1978年、同社編集委員となる[1]。1981年-1990年には毎日新聞論説委員を務める[1]。1990年、毎日新聞社を退社し、駿河台大学経済学部教授に着任[1]。1994年、同大学文化情報学教授[1]。駿河台大学では、文化情報学研究所長(1998年-2004年)、文化情報学研究科長(2001年-2005年)を歴任した[1]。2017年死去[2][3]。
著書『公務員倫理』は公務員倫理を初めて扱った書籍である[1]。原田自身は「系統的な研究業績はほとんどない」と述懐している[1]。
著書
[編集]- 『オーケストラの人びと』(筑摩書房、 1989年)
- 『教育激動の構図'80年代』(国土社、 1989年)
- 『公務員倫理:行動のルールとモラル』(ぎょうせい、1989年)
- 『「日本一先生」は語る』(共著、大村はま、国土社、 1990年)
- 『公務員倫理』(富山県職員研修所編、 1997年)
- 『新・公務員倫理』(ぎょうせい、1999年)
- 『文化情報学』(編著、安澤秀一、北樹出版、 2002年)
- 『新・情報の法と倫理』(共著、日笠完治、鳥居壮行、北樹出版、 2003年)
- 『公務員倫理講義』(ぎょうせい、 2007年)