原田宗一郎
原田 宗一郎（はらだ そういちろう、1877年（明治10年）3月19日[1] - 没年不詳[1]）は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。
経歴
[編集]和歌山県出身[1][2]。原田安三右衛門の長男として生まれる[3]。成城学校（現成城中学校・高等学校）を卒業[3]後、1898年（明治31年）11月、陸軍士官学校（10期）を卒業[1][4]。翌年6月、騎兵少尉に任官した[4]。
1912年（明治45年）6月、騎兵少佐に進級[5]。1917年（大正6年）8月、騎兵中佐に進み[5]、騎兵第3連隊長に就任[6]。その後、シベリア出兵に出征した[1]。1920年（大正9年）4月、騎兵第28連隊長に転じ、1922年（大正11年）2月、騎兵大佐に昇進した[2]。1923年（大正12年）8月、騎兵第13連隊長に就任[2]。
1926年（大正15年）3月、陸軍少将に進級し軍馬補充部付となる[1][2]。1927年（昭和2年）12月、騎兵第2旅団長に就任[1][2]。1930年（昭和5年）8月1日に待命となり、同月29日、予備役に編入された[1][2]。
1947年（昭和22年）11月28日、公職追放仮指定を受けた[7]。
栄典
[編集]- 位階
- 勲章
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 『日本陸軍将官辞典』601頁。
- ^ a b c d e f 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』153頁。
- ^ a b 『人事興信録 第8版』ハ116頁。
- ^ a b 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』147、153頁。
- ^ a b 『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 大正9年9月1日調』878頁。
- ^ 『官報』第1505号、大正6年8月7日。
- ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」21頁。
- ^ 『官報』第5587号「叙任及辞令」1902年2月21日。
- ^ 『官報』第1066号「叙任及辞令」1930年7月19日。
- ^ 『官報』第1058号「叙任及辞令」1930年7月10日。
- ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
参考文献
[編集]- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 陸軍省編『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 大正9年9月1日調』陸軍省、1920年。