原純輔
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原 純輔(はら じゅんすけ、1945年 - )は、日本の社会学者。東北大学名誉教授。専門は社会学、数理社会学、行動科学。
略歴
[編集]新潟県生まれ。東京大学文学部社会学科卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。横浜国立大学助教授、旧・東京都立大学教授を経て、1994年より東北大学教授。同大学大学院文学研究科長を歴任。2009年3月に東北大学を定年退職。放送大学特任教授・宮城学習センター所長。
1955年から10年間隔で続けられている大規模な全国調査(SSM調査)や「青少年の性行動全国調査」などの計量的分析を行うなど、戦後日本社会における階層構造、階層意識の特徴とその変化を明らかにする研究に取り組んでいる。
著書
[編集]単著
[編集]- 『流動化と社会格差』(ミネルヴァ書房, 2002年)
共著
[編集]- (安田三郎)『社会調査ハンドブック(第3版)』(有斐閣, 1982年)
- (河村十寸穂・斎藤昌男)『都市と市民参加』(有隣堂, 1984年)
- (海野道郎)『社会調査演習』(東京大学出版会, 1984年)
- Social Stratification in Contemporary Japan, with Kenji Kosaka,Kazuo Seiyama, Michiko Naoi, (Kegan Paul International, 1994)
- (盛山和夫)『社会階層――豊かさの中の不平等』(東京大学出版会, 1999年)
- (海野道郎)『社会調査演習(第二版)』(東京大学出版会, 2004年)
- Inequality amid Affluence, with Kazuo Seiyama, (Trans Pacific Press, 2004).
- (浅川達人)『社会調査』(放送大学教育振興会, 2005年)
編著
[編集]- 『現代日本の階層構造2 階層意識の動態』(東京大学出版会, 1990年)
- 『日本の階層システム〈1〉近代化と社会階層』(東京大学出版会, 2000年)