コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

友直子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とも なおこ
友 直子
生年月日 (1961-02-24) 1961年2月24日(63歳)
出生地 日本の旗 日本埼玉県
身長 156cm[1]
職業女優
ジャンル テレビドラマ
活動期間 1978年 - 1986年
テンプレートを表示

友 直子(とも なおこ、1961年2月24日[2][1] - )は日本の元女優。本名:大口 直子(おおぐち なおこ)[2][1]

東京都出身[注 1]麹町学園女子中学校・高等学校卒業[2][1]。身長156cm。ジャックプロダクション[3]アクターズセブンに所属していた[2]

経歴

[編集]

高校3年の時、1978年7月に行われたオーディションにて5万倍以上という高い競争率の中で選出され[1]木村理恵に代わる「太陽にほえろ!」の捜査第一係4代目内勤員(マスコットガール)の松原直子役で、1978年10月20日放送の第325話「波止場」でデビュー。本人は「友人が(オーディション応募の)はがきを出しちゃったので悪いから受けた」と話している[1]。それまで「太陽にほえろ!」で好きな出演者は、山さんこと山村精一役の露口茂だったとのこと[1]

芸名の名付け親は「太陽にほえろ!」のメインライターを務めていた小川英[4]。「みんなの友達になりたい」という本人の気持ちを反映させたものであるという[4]

以後、歴代の中では最も長い4年もの間マスコットガールを務め上げ、第527話で降板(その後第561話にもゲスト出演)。主演エピソードも2つある(第417話「ボスの誕生日」と第499話「こわれた時計」)。

「太陽」降板後は「大岡越前」や「水戸黄門」に町娘役でゲスト出演するなど、1980年代中頃まで活動した。

その後、元東京キッドブラザーズ磯部弘と婚約。

太陽にほえろ!」がDVD化された際には、同時期に共演していた宮内淳木之元亮渡辺徹と特典映像で対談している。

特技はピアノ[2]。またデビュー当時、飛行機に関することは何でも好きで、暇があれば羽田空港に出掛けていると話していたことがある[1]

出演作品

[編集]
  • 太陽にほえろ!NTV) - 松原直子 役
    • 第325話「波止場」 - 第527話「雨の降る街」(1978年 - 1982年)
    • 第561話「12年目の真実」(1983年)
  • 江戸の朝焼け 第1話「鈴虫の男」(1980年、CX
  • 思えば遠くへ来たもんだ(1981年、TBS) - 持田和美 役
  • 月曜ワイド劇場ANB
    • 悲しみの交通刑務所 死んでもあなたを許さない!(1983年)
    • 深川通り魔殺人事件 昭和56年初夏 この恐るべき惨劇はなぜ…(1983年)
  • 京都マル秘指令 ザ新選組 第6話「脅迫6 娘を人間大文字焼きにするぞ!」(1984年、ABC
  • ザ・サスペンス / エメラルドの海が憎い(1984年、TBS)
  • 大岡越前 第8部 第8話「美女を餌食の悪徳仁術」(1984年、TBS) - お千代 役
  • 水戸黄門(TBS)
    • 第15部 第33話「わしは天下の占い師 -小諸-」(1985年) - お清 役
    • 第16部 第9話「闇を裂く忍びの死闘」、第10話「悪を断った鍾馗の舞い」(1986年) - あけみ 役

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 埼玉県出身とする資料もある[2]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h 明星集英社)1978年11月号 p.203「TVあらかると」
  2. ^ a b c d e f 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、332頁。 
  3. ^ 『日本タレント名鑑'80』VIPタイムズ社、1979年、328頁。 
  4. ^ a b 週刊TVガイド 1980年2月22日号 126頁「出番です」