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双陽区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中華人民共和国 吉林省 双陽区
吊水壷国家森林公園
吊水壷国家森林公園
吊水壷国家森林公園
旧称:蘇斡延・通陽・春陽
長春市中の双陽区の位置
長春市中の双陽区の位置
長春市中の双陽区の位置
簡体字 双阳
繁体字 雙陽
拼音 Shuāngyáng
カタカナ転写 シュワンヤン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
吉林
副省級市 長春市
行政級別 市轄区
建置 清初
改制 1995年
面積
総面積 1,663 km²
人口
総人口(2006) 37.4 万人
経済
電話番号 0431
郵便番号 130600
行政区画代碼 220112
公式ウェブサイト http://www.shuangyang.gov.cn/

双陽区(そうよう-く)は中華人民共和国吉林省長春市南東部に位置する市轄区

歴史

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双陽に行政組織が設置されたのは清代になってからである。清朝は公文書を伝送する目的で各地に駅站を設置し、双陽もこうした駅站の一つであった。設置時期には諸説あり、『双陽県志』や『満洲国地方事情体系』では乾隆年間にスワヤン(蘇完延)站が設置されたとする一方、康熙年間に編纂された『柳辺紀略』ではニングタ(寧古塔)将軍(1683年にギリン(吉林)将軍と改称)管轄の22站の中のイバタン(一把淡、伊巴丹)站とイルメン(伊爾門、飲馬河)站の間にスワヤン(蘇瓦塩、双陽)站の名称が記録されている。また『寧古塔紀略』には双羊河站の名称で1681年(康熙20年)以前に設置されたとの記録もある。

清代を通して開発が制限された双陽地区であるが、1877年光緒3年)以降は農業開発が進められ人口が次第に増加し、1910年宣統2年)には駅站から双陽県に改編された。満洲国が成立すると1942年康徳9年)に伊通県と合併し通陽県が成立した。満洲国崩壊後は伊通県も再度分割され、双陽県は春陽県(後に双陽県と改称)として再設置された。1995年7月6日に市轄区に改編され現在に至っている。

行政区画

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4街道、3鎮、1民族郷を管轄:

  • 街道弁事処:雲山街道、平湖街道、奢嶺街道、山河街道
  • :斉家鎮、太平鎮、鹿郷鎮
  • 民族郷:双営子回族郷

交通

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鉄道

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中国地名の変遷
建置 1910年
使用状況 双陽区
双陽県
中華民国双陽県
満洲国双陽県
通陽県(1940年)
国共内戦期間春陽県(1946年)
双陽県(1946年)
現代双陽県
双陽区(1995年)