取星寺
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取星寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 徳島県阿南市羽ノ浦町岩脇字松ノ本71 |
位置 | 北緯33度56分41.35秒 東経134度36分14.47秒 / 北緯33.9448194度 東経134.6040194度座標: 北緯33度56分41.35秒 東経134度36分14.47秒 / 北緯33.9448194度 東経134.6040194度 |
山号 | 妙見山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 虚空蔵菩薩 |
創建年 | (伝)延暦11年(792年) |
開基 | (伝)空海(弘法大師) |
正式名 | 妙見山 取星寺 |
札所等 |
四国八十八箇所19番奥の院 阿波七福神(福禄寿) |
文化財 | 木造阿弥陀如来坐像(県文化財) |
法人番号 | 8480005004478 |
取星寺(しゅしょうじ)は、徳島県阿南市羽ノ浦町岩脇に所在する寺院。山号は妙見山で、宗派は高野山真言宗。本尊は虚空蔵菩薩。四国八十八箇所第十九番立江寺奥の院、阿波七福神霊場札所・福禄寿。
概要
[編集]寺伝によれば、平安時代初期の延暦11年(792年)に空海(弘法大師)が太龍の峰(現・太龍寺)で修法中に、地上に厄災を及ぼす妖星が現れた。空海が秘法を用いると妖星が地上に落ち松の木に引っかかった。空海がその星を拾い、妙見菩薩と虚空蔵菩薩を刻んでこの地に納めたと伝わる。
南北朝時代の至徳元年(1384年)、増吽上人が鹿島大明神・香取大明神を勧進し妙見宮を建立したと言われる。明治時代の神仏分離令により取星寺と明現神社とに分離された。
寺域には、明現神社と、福禄寿を祀る星三宝大荒神王がある。
なお、「四国十九番奥之院」と「阿波七福神霊場」の納経及び御影の授与は寺務所にて行なっているが、住職不在の場合は書き置きが入った箱が用意されているので、書き置きの納経を頂くようになっている。
文化財
[編集]- 県指定有形文化財
- 阿南市指定有形文化財
- 半鐘:昭和57・8・2指定
- 阿南市指定史跡
- 新四国霊場:昭和39・7・13指定
前後の札所
[編集]ギャラリー
[編集]-
鳥居
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本堂の入口
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大師堂
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阿弥陀堂
参考文献
[編集]- 徳島史学会 編『新版 徳島県の歴史散歩』(1刷)山川出版社、1995年、186-187頁。 NCID BN13061014。
- 宮崎建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人』 地図編(第8版)、へんろみち保存協力会、2007年。
- 宮崎建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人』 解説編(第7版)、へんろみち保存協力会、2007年。
- 現地説明板