旭堂鱗林
「覗き梅鉢」は旭堂一門の定紋である。 | |
本名 | |
---|---|
生年月日 | 1973年8月21日(51歳) |
出身地 | 日本・愛知県名古屋市熱田区 |
師匠 | 旭堂南鱗 |
名跡 | 1. 2. |
活動期間 | 2000年 - 2006年 -(講談師) |
配偶者 | あり |
所属 | 上方講談協会→なみはや講談協会 サンミュージックアカデミー名古屋(業務提携) |
備考 | |
名古屋観光文化交流特命大使 愛西市観光大使 熱田区おしゃべり大使(熱田区広報大使) 白鳥庭園広報大使 瀬戸市広報大使 | |
旭堂 鱗林 (きょくどう りんりん、1973年8月21日 - )は、中京圏を拠点に活動する講談師、タレント。本名は
経歴
[編集]愛知県名古屋市熱田区出身[2]・在住[3]。家族は両親と祖父母、3歳上の兄。父・祖父ともに公務員という真面目な環境に育つ[4]。名古屋市立桜台高校、短期大学を卒業後、幼稚園教員、ブライダルコーディネーターを経て話すことに興味を持ち、テレビタレントセンターに通う[5]。
2000年4月に東海ラジオのレポートドライバーに採用、同局のリポーター、ラジオパーソナリティとして活動。
そのかたわら、水谷ミミの紹介で[6]2006年より講談師の旭堂南鱗に師事し、2009年4月1日に「
名古屋観光文化交流特命大使[8]。2014年1月より愛西市観光大使[9]。2014年10月より熱田区おしゃべり大使(熱田区広報大使)[3]。白鳥庭園広報大使[2]。また、瀬戸市のコミュニティFMの番組に出演する中で藤井聡太人気を肌で感じ、2017年6月に講談『藤井聡太物語』を創作、演じるようになる[10]。その縁で2018年7月、瀬戸市広報大使を委嘱される[11]。2023年8月7日、東京での第81期名人就位式祝賀会では祝辞を述べ、本人を前に「藤井聡太物語」の一部を口演した[12]。
講談の口演と東海ラジオでは「旭堂鱗林」名義で活動しているが、結婚式の司会等では「古池真由美」名義を使用しており、講談師名と本名(ただし「古池」は旧姓)を併用している模様である(この件については本人から明確な見解が出されていない)[独自研究?][1]。2006年に結婚したフレンチシェフの夫がいる。
2023年から東京でも定期的に講談会を開いている。
出演番組
[編集]現在
[編集]- サンキューイブニング[13] 火曜日(RADIO SANQ) 登龍亭獅篭と共演
- うち「藤井聡太全力応援! 名人への道」は、RADIO SANQのYoutubeチャンネルから生配信されている。
- 藤井聡太対局時、RADIO SANQのyoutubeチャンネルでの応援生配信(瀬戸市)にもスケジュールの都合のつく時は随時出演している。
このほか、東海ラジオのワイド番組にリポーターとして出演することがある。
過去
[編集]ラジオ(すべて東海ラジオ)
- レポートドライバー(2000年4月 - 2005年3月)
- 愛・地球博担当リポーター(2005年3月 - 9月)
- 土曜はごきげん天野良春ショー(2002年4月 - 2003年3月)
- 2COOL! - 「スズキアリーナ夕焼け応援団」リポーター
- 源石和輝の土曜スタイル! - 「古池真由美のこの街どーだ!」リポーター
- 多田木・古池 茶の間でショウ(2012年4月 - 2014年9月) - アシスタント
- あかひげ先生!ズバリ解決
配信
ソフト
[編集]書籍
[編集]- 講談ぐるぐるりんりん(ゆいぽおと、2022年)画:登龍亭獅篭
CD
[編集]- 上方講談シリーズ 5 旭堂鱗林(レベル、2019年)-「秀吉と易者」「藤井聡太物語 2018年バージョン」収録
音声ガイド
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『東西寄席演芸家年鑑2』東京かわら版、2021年8月29日、339頁。ISBN 9784910085135。
- ^ a b “白鳥庭園広報大使”. 白鳥庭園公式サイト. 白鳥庭園管理事務所 しろとりの杜グループ. 2019年8月10日閲覧。
- ^ a b “熱田区おしゃべり大使(熱田区広報大使)について”. 名古屋市 (2017年12月20日). 2019年1月6日閲覧。
- ^ 河野紀子 (2019年2月25日). “家族のこと話そう:講談師 旭堂鱗林さん 真面目な公務員一家から「突然変異」で笑いのプロに”. 東京すくすく. 東京新聞. 2019年8月1日閲覧。
- ^ 旭堂鱗林『講談ぐるぐるりんりん』ゆいぽおと、2022年7月28日、141-150頁。ISBN 9784877585525。
- ^ a b “雷門獅篭の「なごや落語だポン!」『貧乏業平』の巻”. 中日新聞プラス 達人に訊け! (2018年4月23日). 2018年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月28日閲覧。
- ^ “雷門獅篭の「なごや落語だポン!」『藪入り』の巻”. 中日新聞プラス 達人に訊け! (2016年4月22日). 2018年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月28日閲覧。
- ^ “名古屋観光文化交流特命大使”. 名古屋市 (2018年8月30日). 2019年1月5日閲覧。
- ^ “平成26年1月31日『古池鱗林』氏に観光大使を委嘱”. 愛西市観光協会. 2019年1月7日閲覧。
- ^ “藤井四段フィーバー、講談も登場 地元愛知の講談師「活躍とともに口演も進化」”. 産経WEST (2017年6月24日). 2017年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月25日閲覧。
- ^ “瀬戸市広報大使”. 瀬戸市 (2018年9月27日). 2018年11月25日閲覧。
- ^ 撮影・横山健太「藤井聡太7冠、名人就位式「この地位に見合った将棋がさせるよう精進していきたい」」『nikkansports.com』2023年8月7日。「旭堂鱗林氏(左)の漫談に笑顔を見せる藤井聡太名人」
- ^ “サンキューイブニング(ラジオサンキュー番組紹介)”. 2018年8月12日閲覧。
- ^ 姫路城運営事務所(近畿日本ツーリスト関西 姫路支店) (2021年4月11日). “姫路城プレミアムオーディオガイド事業の開始について”. 2022年10月10日閲覧。
- ^ 株式会社カセットミュージアム. “世界遺産・国宝 姫路城”. 2022年10月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 旭堂鱗林(古池鱗林改め)公式HP
- 旭堂鱗林(@blBtuYZI01EVCNU) - twitter
- 旭堂鱗林 - サンミュージックアカデミー名古屋
- ご紹介 旭堂鱗林 - なみはや講談協会
- 海演隊オフィシャルサイト(登龍亭獅篭webページ内)