積翠寺温泉
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(古湯坊温泉から転送)
積翠寺温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 山梨県甲府市 |
交通 | 鉄道:中央本線・身延線 甲府駅から山梨交通バスで約15分 |
泉質 | 塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 平均25.6 |
湧出量 | 毎分84.7L |
pH | 平均7.8 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
宿泊施設数 | 1(休業中) |
外部リンク | 甲府市観光ガイド |
積翠寺温泉(せきすいじおんせん)は、山梨県甲府市上積翠寺町にある温泉。
泉質
[編集]温泉街
[編集]甲府市街地を形成する相川扇状地の頂部、甲府駅の北約4キロの標高約540〜700メートル、国の史跡に指定されている要害山城の麓に位置している。
積翠寺温泉とは、要害温泉(北緯35度42分12.0秒 東経138度35分32.5秒 / 北緯35.703333度 東経138.592361度)及び古湯坊温泉(北緯35度42分35.5秒 東経138度35分38.2秒 / 北緯35.709861度 東経138.593944度)[1]2湯の総称であり、両温泉にはそれぞれ1軒ずつの旅館が存在する。積翠寺という地名は当地にある寺院名に由来する。市街地に隣接した高台にあるため、甲府盆地の夜景を眺めることができる。
2017年1月31日を以て要害温泉が将来的な施設維持費を考慮した結果閉館となり、古湯坊温泉も老朽化と改修費用の工面がつかないことを理由に同年3月21日より休館となっている。要害温泉は障害者用の福祉施設となる一方で、古湯坊温泉は旅館施設として再開を目指すとしている[2]。
歴史
[編集]積翠寺近在の要害山城は、『高白斎記』に記される武田信玄生誕の地でもあり、現在も同寺院には信玄の産湯と伝わる井戸が残っている。信玄の本拠地であった躑躅ヶ崎館(現、武田神社)の北方に位置しており、いわゆる「信玄の隠し湯」のひとつでもある。
アクセス
[編集]周辺名所
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]- 山本栄彦 - 元甲府市長・山梨県知事。実家が要害の経営を行っており、閉館までは息子が社長を務めていた。
- 保坂司 - 元サッカー日本代表・甲府サッカークラブ(現・ヴァンフォーレ甲府)選手および監督、山梨県議会議員。実家が創業家で、2001年まで古湯坊坐忘庵の経営を行っていた。