コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

古田和三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

古田 和三郎(ふるた わさぶろう、1866年慶応2年) - 1946年昭和21年)4月24日)は、陸地測量部の測量官を務めた陸軍技師

来歴・人物

[編集]

慶應2年に現在の茨城県にて生まれる。陸地測量部修技所に第1期生徒として入学し、1889年(明治22年)12月に首席で卒業[1]し陸地測量部陸地測量手(判任官)に任官した。1901年(明治34年)6月28日、陸地測量師(高等官八等)に任ぜられる[2]1903年(明治36年)12月26日、高等官七等に陞進[3]し、日露戦争に従軍後、1909年(明治42年)12月27日、高等官六等に陞進[4]

以後、満州の測量、清国応聘、陸地測量部修技所教官等に従事した。1918年(大正7年)11月20日に陸地測量部班長に補せられ[5]、同年12月27日高等官五等に陞進[6]

1921年(大正10年)12月27日依願免官[7]となり、引き続き陸地測量部において業務嘱託となった。

栄典

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 測量部卒業生任官の件(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C06081024700 
  2. ^ 『官報』第5396号、明治34年6月29日。
  3. ^ 『官報』第6148号、明治36年12月28日。
  4. ^ 『官報』第7955号、明治42年12月28日。
  5. ^ 『官報』第1891号、大正7年11月21日。
  6. ^ 『官報』第1922号、大正7年12月28日。
  7. ^ 『官報』第2823号、大正10年12月28日。
  8. ^ 『官報』第5475号、明治34年10月1日。
  9. ^ 『官報』第6212号、明治37年3月19日。
  10. ^ 『官報』第6746号、明治38年12月23日。
  11. ^ 『官報』第7098号、明治40年3月1日。
  12. ^ 『官報』第7760号、明治42年5月11日。
  13. ^ 『官報』第575号、大正3年7月1日。
  14. ^ 『官報』第847号、大正4年5月31日。
  15. ^ 『官報』第2097号、大正8年8月1日。
  16. ^ 『官報』第2669号、大正10年6月24日。
  17. ^ 『官報』第2830号、大正11年1月11日。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]