古賀人形
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古賀人形(こがにんぎょう)は、長崎県北高来郡古賀村(現長崎市)の郷土玩具の人形である。
概要
[編集]土製で、江戸時代の文禄年間から作られた。古くはクチナシ、スオウなどの植物性染料を用いる。製作者は小川姓である。平氏の残党であるという。「馬乗猿」は中国伝来の故事にちなみ、ばくろうのお守りとされ、「あちゃさん」は唐人がペットの軍鶏を抱え、「ホーホー鳥」は疱瘡のまじないとされ、ほかに「狆」「黒猫」などがある。より歴史の古い、同じ肥前国神埼の尾崎人形の影響を受け誕生したものと思われる。
長崎県指定伝統的工芸品で、京都市の伏見人形、仙台市の堤人形と並ぶ日本3大土人形の一つである[1]。