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古賀義根

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

古賀 義根(こが よしね、1925年1月1日 - 2014年9月23日)は、日本技術者実業家東陶機器(現TOTO)社長や、日本セラミックス協会会長、九州・山口経済連合会(現九州経済連合会)副会長、北九州商工会議所会頭等を歴任した。正四位勲二等瑞宝章藍綬褒章受章

人物・経歴

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佐賀県唐津市出身[1]。1947年東京工業大学窯業学科卒業後[2][3]東陶機器(現TOTO)に入社し、衛生陶器の開発に従事。インドネシア進出担当役員等を経て、1987年からは社長を務め、アメリカ合衆国子会社を設立するなど、国際化を進めた[4]。1988年藍綬褒章受章[5]。1992年に社長を退任し、同年から10年間北九州商工会議所会頭を務め、末吉興一市長とともに北九州都市圏の再興にあたった[4]

1994年日本セラミックス協会会長[6]。九州・山口経済連合会(現九州経済連合会)副会長なども歴任[7]。1995年勲二等瑞宝章受章[8]。謙虚な人柄で知られた[4]。TOTO特別顧問在任中の2014年に老衰のため死去。享年89[9]正四位[10]喜多村円TOTO社長が葬儀委員長を務め、同社と北九州商工会議所の合同でリーガロイヤルホテル小倉においてお別れの会が開催され[11]、末吉前市長ら700人余りが集まった[4]

脚注

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先代
山田勝次
東陶機器会長
1992年 - 1996年
次代
江副茂
先代
白川宏
東陶機器社長
1987年 - 1992年
次代
江副茂
先代
柳田博明
日本セラミックス協会会長
1994年 - 1995年
次代
加藤昭夫