台東直隸州知州
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台東直隸州知州(たいとうちょくれいしゅうちしゅう)は、清末に台湾が正式に省とされ、台東に州が設置された際に設置された台東地区の地方官の名称。清朝統治時代における台東地区の最高地方長官であった。1888年に初めて設置され、官秩は正五品である。近現代の中国における著名な学者である胡適の父、胡伝が知州を任じられ、現在でも台東市市内にその号を冠した鉄花路が存在している。
歴代知州
[編集]- 呉本杰 : 1888年(光緒14年)- 1889年(光緒15年)
- 王維敘 : 1889年(光緒15年)
- 高垚 : 1889年(光緒16年) - 1890年(光緒16年)
- 温培華 : 1890年(光緒16年)
- 隆同知 : 1890年(光緒16年)
- 宋維釗 : 1890年(光緒17年) - 1891年(光緒18年)
- 呂兆璜 : 1891年(光緒17年) - 1892年(光緒18年)
- 管元善 : 1892年(光緒18年) - 1893年(光緒19年)
- 胡伝 : 1893年(光緒19年) - 1895年(光緒21年)
- 張儀春 : 1895年(光緒21年)
参考文献
[編集]- 劉寧顔 『重修台湾省通志』(台湾省文献委員会 台北 1994年)