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台湾第三原子力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
台湾第三原子力発電所
台湾第三原子力発電所
台湾第三原子力発電所の位置(台湾内)
台湾第三原子力発電所
台湾における台湾第三原子力発電所の位置
中華民国の旗 台湾
座標 北緯21度57分28.91秒 東経120度45分6.19秒 / 北緯21.9580306度 東経120.7517194度 / 21.9580306; 120.7517194 (台湾第三原子力発電所)座標: 北緯21度57分28.91秒 東経120度45分6.19秒 / 北緯21.9580306度 東経120.7517194度 / 21.9580306; 120.7517194 (台湾第三原子力発電所)
運営者 台湾電力
原子炉
運転中 2 x 956 MW
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台湾第三原子力発電所(たいわんだいさんげんしりょくはつでんしょ、正体字: 第三核能發電廠)とは台湾中華民国屏東県恆春鎮にある台湾電力が運営する原子力発電所である。地名をとって馬鞍山(マアンシャン)発電所とも呼ばれる。

2023年現在、台湾で唯一稼働中の原子力発電所である。

概略

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台湾北部に続き、南部の経済発展に伴い台湾第一原子力発電所台湾第二原子力発電所に続き1978年台湾南部に着工された原子力発電所。台湾の他の原子力発電所と異なり、PWRである。

台湾第一、第二原子力発電所と反対に、原子炉がウェスティングハウス・エレクトリック、発電機がゼネラル・エレクトリックにより製造された加圧水型原子炉。南部の台湾第二の都市高雄市の南80kmに位置している。

2001年3月18日、電源喪失事故が発生した[1]。炉停止後1日経っていたことや2時間で復旧したことにより、大きな問題にはつながらなかった[2]

2024年7月27日、40年の運転期間が終了し、1号機が運転終了した。残る2号機も、認可期限である2025年5月17日に運転終了する予定。

原子炉[3] 出力(ネット値) 出力(グロス値) 起工日 臨界開始日 商業発電開始日 運転終了日
一号炉 919 MW 956 MW 1978年08月21日 1984年05月09日 1984年07月27日 2024年07月27日
二号炉 922 MW 958 MW 1979年02月21日 1985年02月25日 1985年05月18日

脚注

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  1. ^ [JAIF] 台湾の第3(馬鞍山)原子力発電所電源喪失事故報告”. 日本原子力産業協会 (2001年3月30日). 2020年8月9日閲覧。
  2. ^ 岡本 孝司「全電源喪失について」『ATOMOΣ』第54巻第1号、日本原子力学会、2012年、29頁、doi:10.3327/jaesjb.54.1_27 
  3. ^ Taiwan, China”. IAEA (2020年8月8日). 2020年8月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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