台風 (曲)
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『台風』(西: El huracán エル・ウラカン)は、エドガルド・ドナートとオズバルド・ドナート(Osvaldo Donato)の共作のタンゴである。
概要
[編集]曲名は漢字表現ではなく「エル・ウラカン」とされている場合もある。
オズバルド・ドナートは、エドガルド・ドナートの弟であり、同じくエドガルド・ドナート楽団のピアニストであった。
1932年のテアトロ・コロンにおける福祉協会(la Sociedad de Beneficencia)主催のタンゴ・コンクールでこの『台風』が第二位となった。
ノロ・ロペス(Nolo López)の歌詞がつけられていたが、多くは歌詞なしで演奏される。
バンドネオンの難しい技巧を駆使した32分音符のパッセージがつけられた個性的な曲とされる。
『ラ・クンパルシータ』ほど有名ではないが、様々なタンゴ楽団で演奏されている。
YouTubeでも、いくつかアップロードされている[1][2]